CL最終予選第1戦 アウェーでの第2戦へ向けやや不利に

欧州チャンピオンズリーグ(CL)は8月21日、最終予選の第1戦が行われ、日本代表DFが所属するシャルケは本拠地でPAOK(ギリシャ)と1-1で引き分けた。内田は右SBでフル出場した。

シャルケ 1-1 PAOK


ブンデスリーガでは第2節を終えていまだに勝ち星のないシャルケ。上昇のきっかけをつかみたいこの一戦では、序盤から積極的に攻めた。内田も右サイドで何度もいい飛び出しをみせ、クロスで好機を演出した。待望の先制点が生まれたのは33分、左サイドが起点となり、ゴール前でこぼれ球を拾ったFWソロイが右でフリーになっていたMFを見逃さなかった。ファルファンはソロイの横パスをダイレクトでシュートし、左ポスト内側に当たって入る見事なゴールを決めた。

シャルケは先制の2分後、右クロスからゴール前にポジションをとっていたソロイの足元にボールがこぼれ、追加点の絶好機を迎える。しかし、ここはソロイのシュートがGK正面を突き、ゴールラインを割ることはできなかった。39分にはブンデスリーガで課題となっているセットプレーからピンチを招くが、相手MFがシュートを外したことに救われ、前半を1-0で折り返した。

後半は均衡した展開となったが、72分に一瞬の隙を突かれ失点する。左サイドでMFストフにスペースを与えてしまい、ドリブル突破からゴール右隅に強烈なミドルシュートを決められた。シャルケは80分に主将ヘーベデスがコンビネーションから裏へ抜け、勝ち越しの絶好機を迎えるも、シュートは相手GKの守備範囲。ヘーガーに代わって入ったゴレツカ、また激しいタックルを受けプレー続行が困難となったファルファンに代わったプッキもゴールネットを揺らすことはできず、試合は1-1のまま終了。アウェーでの第2戦へ向けやや不利な状況となった。

シャルケのヘルト取締役によると、ファルファンは足首に痛みを訴えているという。けがの程度は明らかになっていない。

ケラー監督は「前半はよかった。ラストパスがなかなか決まらなかったが、うまく攻めていたと思う。後半は疲れが出たせいで防ぐことができる失点を喫してしまった。残念」と悔しがった。

昨年12月までシャルケで指揮を執ったPAOKのステーベンス監督は「絶好のタイミングで追いつくことができた」と敵地での引き分けに充実の表情をみせ、勝ち星から見放されているシャルケに「試合内容は悪くなかった。落ち着いて待つことが大切」と助言した。