岡崎弾に期待
マインツは昨季DFB杯準々決勝の雪辱狙う
フライブルク 対 マインツ
ブンデスリーガ第2節初日は8月17日、各地で7試合が行われる。
日本代表FWの所属するマインツは前節の開幕戦、同DFのシュトゥットガルト相手に競り勝ち白星スタートに成功した。今節では、昨季驚異の快進撃をみせEL出場権獲得の5位でシーズンを終えたフライブルクと対戦する。このカードは2011/12シーズン第2節の再現となるが、当時はマインツが2-1で勝利し開幕連勝に成功している。
両者が対峙するのは、ことし2月にマインツで行われたDFB杯準々決勝以来となる。この試合では激しいシーソーゲームの末に延長戦に突入し、フライブルクが3-2で劇的勝利を収めた。今回、勝ち点3を獲得するのはどちらになるか。
フライブルクは今季開幕戦、強豪レーバークーゼンに1-3で敗れており、連敗は避けたいところだろう。昨シーズンの最終順位だけをみれば、フライブルク5位に対してマインツは13位。しかしフライブルクは昨季の主力の多くが移籍し、マインツは開幕戦でゴールした岡崎や、FWシャヒンの獲得などによってチームをしっかり補強してきた。さらに前節の勝利で勢いづいている。今節でも岡崎、ドイツ代表MF(前節2ゴール)に得点が期待される。
フライブルクにとっては、昨季はメンヘングラートバッハに所属しマインツ戦2試合でいずれもゴールを決めているの活躍、そしてマインツの攻撃をディフェンス陣が食い止められるかが鍵になる。
ウォルフスブルク 対 シャルケ
日本代表MFが所属するウォルフスブルクは、同DFのシャルケをホームに迎える。前節の開幕戦、ウォルフスブルクはアウェーのハノーファー戦を0-2で落とした。昨シーズンからの通算では4連敗中であり、これは昇格組のブラウンシュバイクを除けば最多となっており、ぜひとも今節ではこの不名誉な記録にストップをかけたいところだ。
しかしこの試合では、トップ下を務めるMFが前節の一発レッドによって出場停止。さらに累積警告のCBクローゼと負傷中のドストも出場できない。しかし16日にはバイエルンからMFグスタボを獲得、攻撃にどのような変化が出るかが注目される。長谷部は開幕戦、昨季最終戦でのレッドカードによる退場のため出場停止となり、まずはポジションを奪い返すところからのスタートとなる。
一方のシャルケは前節ハンブルガーSV戦で引き分けと、3得点した攻撃陣はその能力の高さを示したが、守備に大きな課題を残した。しかし対ウォルフスブルクは3連勝中と得意な相手。この3戦は計11得点1失点と圧倒しており、昨季の順位からも有利な立場であることは変わらない。前節右サイドバックでフル出場した内田は、今節も先発が予想される。
ブレーメン 対 アウクスブルク
ロビン・ドゥット新監督のもとで新シーズンを迎えたブレーメンは、昨季最終節で15位に浮上し奇跡の残留を果たしたアウクスブルクと本拠で対戦する。前節、昇格チームのブラウンシュバイク相手に1-0と接戦を演じたブレーメンは、連勝してチームに勢いをつけたいところだ。両チームの過去対戦成績はアウクスブルクの2勝2分。昨シーズン2度の対戦をいずれも制したアウクスブルクは、その2勝がなければ2部に降格していた。開幕戦ではドルトムントに0-4での完敗を喫しただけに、縁起のいい相手に再び勝ち点3獲得を狙っていく。