記録は生まれるか
第2節で達成され得る記録を紹介
【bundesliga.de編集部】 51回目のブンデスリーガシーズンは、衝撃的なスタートを切った。37ゴール、センセーショナルな昇格チームの活躍、そして新加入選手の3発デビュー。ヘルタ・ベルリンは記録的なゴール数を叩きだし、6-1でアイントラハト・フランクフルトを下した。ドルトムントのピエールエメリック・オバメヤンはデビュー戦で3ゴールというブンデスリーガ新記録を打ち立てた。
開幕節で生まれたさまざまな記録はこちらへ
第2節へ目を移してみると、ヘルタ・ベルリンも「スパイダーマン」ことオバメヤンもさらなる記録の可能性を秘めている。ヘルタは昇格チーム新記録のためには、ニュルンベルクで2点差以上の勝利が必要となる。オバメヤンは単独トップとなるために、2ゴールが必須だ。bundesliga.deは次節で起こり得るデータを紹介する。
新記録目指すオバメヤン
ピエールエメリック・オバメヤンは開幕節で、これまで50年のブンデスリーガ史上5人の選手しか成し遂げなかった、デビュー戦でいきなりの3得点を達成した。次節ブラウンシュバイク戦で2ゴールを挙げれば、リーグ史上初の開幕から2戦で5得点の新人選手ということになる。4得点はこれまでにゲアト・デルフェル(ハンブルガーSV、1点+3点)とマンフレット・ブッティヒ(ブラウンシュバイク、2点+2点)、マーティン・フェニンの3人が達成している。
レーバークーゼンは7連勝なるか
レーバークーゼンは開幕戦でフライブルクを3-1で下し、シーズンをまたいで6連勝となった。次節シュトゥットガルト戦では、クラブ記録と並ぶ7連勝を狙う(前回はクラウス・トップメラー監督のもと2001年に7連勝を記録)。
キースリングはフィッシャーの持つ記録更新目指す
シュテファン・キースリングは次のシュトゥットガルト戦で個人記録塗り替える可能性がある。同カードでは8試合連続でゴールを決めており(計12得点)、これはリーグ史上2位。1位はクラウス・フィッシャーで、1969年から1974年まで、やはりシュトゥットガルト相手に9試合連続で得点している。
バイエルンが狙うはクラブタイ記録
バイエルンは昨季から続く連続無敗記録を、今季開幕戦(メンヘングラートバッハに3-1)の勝利で更新した。26試合連続(22勝4分)負けなしの無敵王者は、次節アイントラハト・フランクフルト戦で勝利か引き分けなら、1987/88シーズンおよび1988/89シーズンにユップ・ハインケス監督のもと打ち立てたクラブ記録に並ぶことになる。
クロップ監督100勝目狙う
ユルゲン・クロップ監督はドルトムントで171試合を指揮し99勝を挙げている。次のブラウンシュバイク戦で勝てば、記念すべき100勝目となる。これまで1つのクラブの監督として100勝しているのは12人だけ。
レバンドフスキの記念日
ドルトムントのエースFWロベルト・レバンドフスキも記念日を目前にしている。ブラウンシュバイク戦はブンデスリーガ100試合目の出場となる。これまで99試合では55ゴールを決めている。
ボーフムの軌跡
アイントラハト・フランクフルトを6-1で破ったヘルタ・ベルリンは、過去最高の昇格チームとしてのスタートを切り、歴史に名を刻んだ。第2節でも続けば、2002/03シーズンのボーフムと並ぶ。当時、ペーター・ノイルーラー監督のもとボーフムは開幕から2試合で8得点1失点(ニュルンベルク戦で3-1、コトブス戦で5-0)という素晴らしいスタートをみせた。ルフカイ監督のイレブンが日曜のニュルンベルク戦に2点差以上で勝利すれば、記録更新のチャンスは続く。