ブンデスリーガの日本人選手

変化するドイツサッカーでいま、日本人選手の需要がかつてないほど高まっている。

欧州の各国リーグのなかで、日本人選手が最も多く所属するのがドイツだ。日本代表MF(アイントラハト・フランクフルト)、同DF(シャルケ)、同MF(ニュルンベルク)など、枚挙にいとまがない。2011年夏には113年の歴史を持つバイエルン・ミュンヘンに、初の日本人選手としてMF宇佐美貴史が入団を果たした。

ドイツのサッカー界でいま、日本人選手の需要が高まっている。高いアジリティに戦術理解力、優れた技術やショートパスを多用する軽やかなサッカーで、瞬く間にファンを増やした。高い規律やエゴを前面に押し出さないメンタリティ、ドイツ語を覚えようとする姿勢も人気の背景にある。ピッチの上の能力だけでなくこうした点も各クラブに高く評価されており、今夏移籍した日本代表FW(マインツ)や同MF(ヘルタ)、昨夏からニュルンベルクで活躍する同MFも例外ではない。

昔からこうだったわけではない。だがウォルフスブルクの日本代表MFや、ドルトムントに所属した同MF香川真司らが、ブンデスリーガ優勝を果たし欧州の舞台でも活躍したことで、周囲の受け取り方も変わってきているのだ。日本人選手への需要がそれに応じて一気に高まり、今後も上昇するとみられている。