バルサからバイエルンに

バイエルン・ミュンヘンは7月16日、バルセロナ(スペイン)から獲得したスペイン代表MF(22)の入団会見をミュンヘン市内のクラブハウスで行った。契約は2017年までの4年で、移籍金は2500万ユーロ。バイエルンでの新背番号は6で、ユニフォームにはTHIAGO(ティアゴ)の文字だけが入ることが決まった。

会見にはティアゴと、バイエルンのルンメニゲ社長、ドレーゼン財務担当取締役が出席。昨年夏までの4シーズンでバルセロナに延べ14のタイトルをもたらしたペップ・グアルディオラ監督(42)が今夏バイエルンの指揮官となり、獲得を希望し最初に実現したのが、バルセロナ時代の教え子ティアゴとなった。ティアゴは「バルセロナは自分のホームだし、何一つ不足のない状態だったから、移籍は自分にとって容易ではなかった。でも新しい町で、新しいことにもチャレンジしたかった。自分が(サッカー選手として)ここまで来られたのはすべてペップのおかげ。あれほどの監督を自分は知らない。自分のことをすべて分かってくれている」と恩師を慕って移籍したことを話した。

ティアゴは1991年、イタリア生まれ。父である、1994年ワールドカップ(W杯)米国大会優勝メンバーの元ブラジル代表マジーニョ(登録名)が、イタリアのレッチェに所属していたときに生まれた。2005年にバルセロナに入団。スペインA代表出場経験もあるが、ことし6月にイスラエルで行われたU21欧州選手権では主将としてスペインを優勝に導き、自身は大会MVPに輝いた。様々なポジションをこなせることで知られるが、記者団から入団会見で「バイエルンではどの位置でプレーしたいか」と問われると「自分はチームの力になるためにやってきた。監督が決めたポジションでやるだけ」と謙虚に答え、チームプレーヤーぶりを示した。

ルンメニゲ社長は「ペップ(・グアルディオラ監督)が先週の会見で明かしたが、クラブとしては、ティアゴの獲得はずっと前から考えていた。特に2年前のアウディカップ(プレシーズン大会)での印象が強かった」と説明。ティアゴは2011年7月にミュンヘンで開かれたアウディカップで、バイエルン相手に2得点しバルセロナに勝利をもたらしたほか、自身は大会MVPに選ばれた。