「新しいチャレンジに挑む」

バイエルン・ミュンヘンは6月24日、本拠地アリアンツ・アレーナでジョゼップ・グアルディオラ新監督(42)の就任会見を行った。ドイツ語・スペイン語の同時通訳がついたものの、グアルディオラ新監督はほぼすべての質問に対して自らドイツ語で回答。昨年夏バルセロナ(スペイン)監督を勇退し、ニューヨークで1年、休養期間を過ごしたが、その間に勉強したというドイツ語の成果を披露した。

グアルディオラ新監督は「バイエルンの監督に就任できて非常に光栄で、贈り物だと思う」と喜びを表現。就任を決意した最大の理由は「クラブの歴史と、ハイレベルな選手の揃ったチーム」にあるとし、「バルセロナでは素晴らしいひと時を過ごすことができたが、そろそろ新しい挑戦に挑むとき。(3冠を達成した直後で)プレッシャーの大きさについては理解している。ベストを尽くし、チャレンジしたい」と笑顔で話した。

会見にはヘーネス会長やルンメニゲCEO、ザマー・スポーツディレクターも同席。ヘーネス会長はグアルディオラ新監督誕生のきっかけを「2年前の夏、バルセロナを率いてアウディ・カップ(プレシーズン大会)のためにミュンヘンに来てもらった。そのとき『将来バイエルンの監督になることも考えられる』と言ってくれた。今回、監督打診の交渉でニューヨークのマンションを訪問したが、会ってわずか5分で適任の人材だと直感した」と振り返り、相思相愛ぶりを披露。また、ルンメニゲCEOはグアルディオラ監督の就任を「ブンデスリーガ全体を活性化する出来事」と大歓迎した。

この度、バイエルンで初めて監督交代に携わるザマー・スポーツディレクターは、現役時代に対戦した当時の写真が映し出されると「今回、新監督とスポーツディレクターとして、同じクラブのために戦えるのは素晴らしいこと」と微笑んだ。また「グアルディオラ一家や、新任のコーチングスタッフの皆さんが、できるだけ早くミュンヘンに馴染んでもらい、第二の故郷のように感じてもらえるのを願っている。グアルディオラ氏が仕事に集中するためには欠かせないから」と、また「互いに協力することで、確実に結果が出せる」と意欲的に話した。

前任のハインケス監督が、このほど終了したシーズンで欧州チャンピオンズリーグ(CL)、ブンデスリーガ、DFB杯の、を果たした。後任のグアルディオラ監督がどうチームを変えるかが注目されているが、「まだ選手と会ってもいないし、話もしていない。システムがどう変わるかなど、今はどうでもよい。自分はチームに合わせないといけない」と謙虚に話した。

バイエルンは26日から新監督のもと、新シーズンに向けた本拠地アリアンツ・アレーナで最初の練習を行う。最初の公式戦は8月上旬のDFB杯1回戦だが、プレシーズン大会の一環で、7月24日にはミュンヘンにグアルディオラ監督の古巣バルセロナを迎える予定。