引退については明言せず

バイエルン・ミュンヘンを今季、ブンデスリーガ、DFB杯、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の3冠に導いたユップ・ハインケス監督(68)は6月4日、ミュンヘンで記者会見を開き、来季は国内外のどのクラブにも所属せず休養することを明らかにした。将来、監督業に復帰する可能性があるかについては「今後の人生で何かを全くやらない、と明言したりするのは好きではない」と、引退という言葉を避けた。

バイエルンの本拠地スタジアム、アリアンツ・アレーナで行われた会見は1時間以上に及んだ。ハインケス監督は「1年前(昨年夏)、一つもタイトルを取れなかったシーズンが終わったあと、今季限りで終わる2年契約を延長しないと決めた。バイエルンのようなビッグクラブの監督は大変なエネルギーを要し、体力の限界を感じた。自分も68歳。この数週間、タイトルを取るたびに祝賀会があったが、そのたびに回復に時間がかかり痛感した」などと話した。

ハインケス氏は早くから今季限りでの退団が明らかになっていたことや、古巣のレアル・マドリード(スペイン)との関係が報じられたことから、今夏以降の去就が注目されていた。

バイエルンは、昨年夏までバルセロナ(スペイン)を率いたペップ・グアルディオラ氏(42)が今夏からの新監督に就任することが決まっている。