今シーズンを振り返る(11)

【ミュンヘン発・bundesliga.de 編集部】ブンデスリーガ2012/13シーズンは5月18日、第34節をもって全日程が終了。結果はバイエルンが3年ぶりの優勝を果たし、昨季2冠のドルトムントは勝ち点差25をつけられるとうい形で2位に甘んじた。日本人所属のクラブに関しては、延べ4チームが来季の欧州チャンピオンズリーグもしくは欧州リーグへの切符を手にしている。bundesliga.deは今季最も印象的だった13のトピックをシリーズで紹介する。

昨年11月にウォルフスブルクの取締役スポーツ担当に就任したクラウス・アロフス氏。その直前まで勤めていたブレーメンでは13年間にわたりスポーツディレクターとしてチームの顔となっていただけに、意表を突くこの人事は大きな反響を呼んだ。シーズン最中にこのような重大決断が下ることは珍しく、ブンデスリーガ史上最も劇的な取締役交代として歴史に刻まれた。

しかし、新天地ウォルフスブルクにおけるアロフス氏とヘッキング新監督による新体制での船出は順調とは言いがたいものとなる。ピッチでは勝ち点が思うように稼げない時間が続く一方で、前任者マガト氏が残した負の遺産の処理に追われ、約40名の大所帯と化していたベンチを縮小しなければならなかった。冬季中断期間に獲得した選手はペリシッチ(元ドルトムント)の1人にとどめた。シーズン終盤、チームはようやくリズムに乗り始め、10試合負けなしで下位から中堅(11位)へとのし上がった。しかし、ウォルフスブルクが本来の目標として据えているのは9位以上。アロフス氏は来季以降も大胆な改革へと舵を切っていかなければならないだろう。


紹介予定のトピック


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