今シーズンを振り返る(9)

【ミュンヘン発・bundesliga.de 編集部】ブンデスリーガ2012/13シーズンは5月18日、第34節をもって全日程が終了。結果はバイエルンが3年ぶりの優勝を果たし、昨季2冠のドルトムントは勝ち点差25をつけられるとうい形で2位に甘んじた。日本人所属のクラブに関しては、延べ4チームが来季の欧州チャンピオンズリーグもしくは欧州リーグへの切符を手にしている。bundesliga.deは今季最も印象的だった以下の13トピックをシリーズで紹介する。

今季はフライブルクで指揮を執るクリスティアン・シュトライヒ監督にとって、喜びと悲しみの入り混じる複雑なシーズンとなった。喜びはチームが5位でシーズンを終え、来季の欧州リーグ出場権を獲得したこと。悲しみは、チームの躍進を支えたMF、MF、MF、MFら主力がその実績を買われ、次々と他チームから引き抜かれていったことだ。これは小規模クラブが成功した場合の宿命とも言えるが、ユース時代から手塩にかけて育て上げてきた選手がクラブを去っていくのは、シュトライヒ監督にとって受け入れ難いことだろう。

一方で、シュトライヒ監督自身はこのほどフライブルクと新たに長期契約を結んだ。フライブルクをユース育成の拠点として受け入れ、その永遠の挑戦に取り組んでいく決意を固めたのだ。主力の一斉流出にもかかわらず、「まだ成長が楽しみな選手がいる」と来季について心配する様子はない。ケラー会長からはこの以上の選手放出はしないという約束を取りつけた。バイエルンのハインケス監督に「フライブルクで最も有能な人物はベンチに座っている」と言わしめた47歳の名監督が、来季どのような才能を発掘してくるかに大いに期待したい。


紹介予定のトピック


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