グロースクロイツ
CL決勝で対戦する両クラブの主力を紹介
経歴
【ミュンヘン発・bundesliga.de編集部】今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝は史上初のドイツ勢対決。5月25日にウェンブリー・スタジアム(ロンドン)で行われる決勝戦を前に、bundesliga.de編集部は各チームのレギュラー11人の経歴と今季CLにおける成績をシリーズで紹介する。
1988年7月19日、ケビン・グロースクロイツはドルトムントで生まれた。サッカーを始めたのはDJKロート・バイス・オーバーエビングで、4歳の時だった。その後、VfLケミングハウゼン、ボルシア・ドルトムントのユースチームへ移るまで在籍したFCメルクール07ドルトムントでプレーした。2002年にロート・バイス・アーレンに移籍すると、4年後にはレギオナルリーガに所属するトップチーム入りを果たした。その2年後、RWアーレンでグロースクロイツはブンデスリーガ2部への昇格を成し遂げ、12ゴールでチーム2位の得点を挙げた。1,87mの攻撃的選手に成長するとドルトムントからも注目され、2009/10シーズンに3年契約を結んだ。2010年から2011年にかけてドイツ代表として3試合に出場、どんな守備的ポジションおよび中盤もこなせる多彩さは、クラブ幹部をも魅了し2016年までの契約延長に結びついた。第34節では、退場処分となった守護神に代わり、初めてGKとしてピッチに立った。CL決勝では、負傷したの代役として、攻撃的MFの役割を担う。
今季CLでのパフォーマンス
- 今季CLでは12戦中9試合に出場している。先発は5回で、3勝2分の戦績
準決勝第2戦対レアル・マドリードでは、14分から負傷退場したゲッツェに代わって出場した
出場した9試合では得点には絡んでいないが、パス成功率は84%と高い
守備での安定性には定評があり、平均で12分ごとに相手のパスをカットしている(ゲッツェは24分ごと、ロイスは21分ごと)。守備における1対1の競り合いでは64%の勝率
紹介予定の22選手
ドルトムント
バイデンフェラー、ピシュチェク、ズボティッチ、フメルス、シュメルツァー、ギュンドアン、ベンダー、ブワシュチコフスキ、ロイス、グロースクロイツ、レバンドフスキ
バイエルン
ノイアー、ラーム、ボアテング、ダンテ、アラバ、シュバインシュタイガー、マルティネス、ロッベン、ミュラー、リベリ、マンツキッチ