ミュラー
CL決勝で対戦する両クラブの主力を紹介
経歴
【ミュンヘン発・bundesliga.de編集部】今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝は史上初のドイツ勢対決。5月25日にウェンブリー・スタジアム(ロンドン)で行われる決勝戦を前に、bundesliga.de編集部は各チームのレギュラー11人の経歴と今季CLにおける成績をシリーズで紹介する。
バイエルンのMFは、1989年9月13日にワイルハイムで生まれた。4歳のころTSVペールでサッカーを始め、2000年にバイエルン・ミュンヘンのU13チームに移った。2007年、アマチュアチームに昇格したミュラーは、36試合に出場し16ゴールを挙げ、注目を集めるようになった。2008年8月15日にブンデスリーガデビューを果たすと、その数カ月後にプロ契約を結んだ。本当の意味でバイエルンでのキャリアがスタートしたのは、2009/10シーズン。ルイス・ファン・ハールに抜擢されると、34試合に出場し13ゴールを挙げた。代表チームでも飛躍を遂げ、2010年南アフリカで行われたW杯でドイツ代表は3位という好成績を収め、ミュラーは得点王と最優秀若手選手に選ばれた。23歳のミュラーはこれまで2度のリーグ優勝、1度のDFB杯優勝を果たしているが、欧州チャンピオンズリーグ優勝はまだ達成していない。ウェンブリーでは、初の国際タイトルを手にしたいところだろう。
今季CLでのパフォーマンス
- ミュラーは今大会、チーム最多となる8ゴールを挙げている。全体でもレアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウド(12ゴール)、ドルトムントのロベルト・レバンドフスキ(10ゴール)に次ぐ3位
1ゴールに要したシュート数では、ロナウド(7本)、メッシ(5本)を上回る4本という数字を残している
ゴール数とアシスト数の合計はチーム内最多の10
ミュラーはバイエルン所属選手として唯一、決勝で得点を挙げている。昨シーズン、チェルシーとの決勝戦でヘディングゴールを決めている
バイエルンのフィールドプレーヤーでは唯一人、CL全試合に出場している
紹介予定の22選手
ドルトムント
バイデンフェラー、ピシュチェク、ズボティッチ、フメルス、シュメルツァー、ギュンドアン、ベンダー、ブワシュチコフスキ、ロイス、グロースクロイツ、レバンドフスキ
バイエルン
ノイアー、ラーム、ボアテング、ダンテ、アラバ、シュバインシュタイガー、マルティネス、ロッベン、ミュラー、リベリ、マンツキッチ