今シーズンを振り返る(2)

【ミュンヘン発・bundesliga.de 編集部】ブンデスリーガ2012/13シーズンは5月18日、第34節をもって全日程が終了。結果はバイエルンが3年ぶりの優勝を果たし、昨季2冠のドルトムントは勝ち点差25をつけられるとうい形で2位に甘んじた。日本人所属のクラブに関しては、延べ4チームが来季の欧州チャンピオンズリーグもしくは欧州リーグへの切符を手にしている。bundesliga.deは今季最も印象的だった13のトピックをシリーズで紹介する。

今季リーグ戦で29勝1敗4分という輝かしい成績を残し、ブンデスリーガを去るバイエルンのユップ・ハインケス監督。最終節は奇しくも自身が約50年前にプロ選手としてのキャリアをスタートさせたメンヘングラートバッハでの試合となり、延べ1011試合に及ぶブンデスリーガでの活動に幕が下りた。この偶然にはハインケス監督も「おもしろい。まるでスティーブン・スピルバーグ監督が書いた映画のシナリオのようだ」と上機嫌だった。

これで歴史に刻まれる申し分のないシーズンは完結。つい先週はマイスターシャーレ(優勝皿)の授与式が催され、恒例のビールかけでバイエルンの3年ぶりとなるリーグ制覇を祝った。これからの2週間は欧州チャンピオンズリーグとDFBカップの決勝が待ち受けているが、これをもってバイエルンを去ることになる。

今季のバイエルンはハインケス監督の下、これまでに例を見ない圧倒的な力でリーグを支配し、多くの記録も塗り替えた。今回の勇退が、「世代交代」という名目で突きつけられた、意に反したものであるという背景は否めない。しかし、有終の美を飾るという言葉がこれほどまでに当てはまる勇退は、これまでなかったに違いない。


紹介予定のトピック


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