敵地で残留争い中のブレーメンと対戦

ブンデスリーガ第33節は5月11日、各地で9試合が行われる。日本代表MFが所属するフランクフルトは、敵地で下位ブレーメンと対戦する。


ブレーメン 対 フランクフルト


フランクフルトは今季、昇格チームとしては驚異の快進撃でここまで勝ち進んできた。後半戦に入り一時期は6戦連続白星なしと調子を落としたものの、守護神トラップの負傷離脱を乗り越え、第32節を終えて堂々の5位。来季ヨーロッパの舞台で戦うという目標は、手の届くところにある。第29節では残留争い中のアウクスブルクに0-2と不覚をとったが、その翌節ではシャルケとの上位対決を1-0で制している。前節でデュッセルドルフを下した試合後、フェー監督は「選手たちは疲れている」と状況を明かした。しかしEL出場権を完全に手中におさめるために必要な勝利は、あとひとつ。他チームの試合結果によっては、CL出場も夢ではない。「プレッシャーを感じる必要はない。欧州リーグ出場が実現すれば、それは単純に心から喜ばしいこと」と冷静さの保持を呼びかける監督の意図とは裏腹に、選手たちの緊張感は高まっているに違いない。ブレーメン戦の結果が最終順位に大きな影響を及ぼすため、落とせない一戦だ。

対するブレーメンも、1部残留がかかっているため必死だ。この試合に勝てば、まずは直接降格を免れる。それと同時に、アウクスブルクまたはデュッセルドルフが負ければ残留が確定するだけに、今節では死に物狂いで勝利を目指すだろう。しかし第21節シュトゥットガルト戦以来、勝利から遠ざかっており、上位フランクフルト相手に12戦ぶりの勝ち点3獲得は困難だろう。今季11ゴールを挙げているMFハントの活躍が鍵となる。

フランクフルトのフェー監督は「ほかのどの試合とも同じように、今節も集中して臨む」と語っている。エースFWマイヤーは今季15ゴール、前節では2得点と好調だったが、今週はチーム練習に参加せずブレーメン戦の出場は微妙。フェー監督は、「金曜のコンディションを見て決める。最終トレーニングが終わってから判断する」としている。また、MFシュベークラーの欠場はほぼ確定だという。乾はこの試合でも先発入りが確実視されている。