5日、アウェーでハンブルガーSVと対戦

ブンデスリーガ第32節最終日は5月5日、次の2試合で幕を閉じる。


ハンブルガーSV 対 ウォルフスブルク


日本代表MFが所属するウォルフスブルクは敵地でハンブルガーSVと対戦する。

ウォルフスブルクは前節、ホームでのメンヘングラートバッハ戦を3-1で制し、ようやく本拠地での今季3勝目を挙げた。今季はリーグ17位という本拠地での弱さが仇となり順位を上げられずにここまできただけに、この勝利はチームにとって大きな追い風となるだろう。ヘッキング監督も「やっとのことで本拠地における勝利をサポーターにプレゼントすることができた。今週は町中がいい雰囲気に包まれており、人々はチームの進歩を実感しているようだ」と久々のホーム戦勝利を喜んだ。今節はアウェーでの戦いとなるが、ウォルフスブルクはアウェーにはめっぽう強く、バイエルン、ドルトムントに次ぐ3位という位置につけている。この強さを存分に発揮して3連勝を目指したい。

今節で欠場が確実なのは長期離脱中のDFキリアコス、MFピラーら2選手に加え、MFカーレンベルクとFWヘルメスのみ。DFケアーとMFペリシッチは復帰を目前に控えている。第27節から5試合連続でフル出場を果たしている長谷部は、今節でも先発する可能性が高い。今季9得点を挙げている司令塔およびFWと、8得点のFWら3選手の出来が勝利の鍵を握るだろう。

一方のハンブルガーSVは、第26節からの3連敗で欧州リーグ(EL)の出場権争いから一時は脱落したかに思われた。しかし、そこから2連勝で巻き返し、前節でこそ強豪シャルケに敗戦を喫したものの、前節の終了時点で6位フライブルクを勝ち点差1で猛追している。フィンク監督は「ラストスパートはすでに始まっている。ウォルフスブルク戦およびそれに続く残りの2試合は、どれも最終戦に臨むような気持ちで挑まなければならない」と、来季でのEL出場まであと一歩のところに来ているチームを鼓舞するように話した。

今節では累積警告で出場停止の正GKアードラーと負傷中のDFマンシエンの欠場が確実であるほか、DFヤンゼンの出場が危ぶまれている。攻撃陣はベストメンバーを組むことができ、特に司令塔ファンデアファート、今季11得点のFW孫(ソン)は試合結果を左右する存在になる。また、このところは調子を落としているが、今季11得点のFWルドネフスが奮起することになれば、勝機をぐっと引き寄せられる。


フライブルク 対 アウクスブルク


フライブルクは前節終了時点で6位と、来季での欧州リーグ出場権が得られる最低ラインにつけている。今季は大方の予想を覆す好成績で、1度も大崩れすることなくきているだけに、このままの勢いで欧州デビューを果たしたいという思いは強いだろう。今回は8位までの2チームとの勝ち点差が1と混戦になっていることに加え、相手のアウクスブルクが絶好調ということもあり、大きなプレッシャーがかかる中での試合になるが、シュトライヒ監督は「持てる力をすべて出し切って対抗する」と意気込み十分だ。負傷のためDFクルマシュの出場が危ぶまれているのは痛いが、出場停止が解けるMFシュスター、内転筋の負傷から回復したMFローゼンタールがベンチ入りするのは心強い。この一戦で2連敗の悪い流れを一気に吹き飛ばし、EL出場権の獲得に向けラストスパートをかけたいところ。

一方のアウクスブルクは前半戦での獲得勝ち点数が9にとどまったのに対し、後半戦ではすでに21点を積み上げる脅威の巻き返しぶりで、1部残留へ向けまい進している。一時は11点まで開いた15位との勝ち点差も、いまではゼロ。さらに、14位ブレーメンとの差も2まで詰まっている。この勢いのままに、残りの3試合で自動残留の決まる15位まで順位を上げたいところだ。ワインツィアル監督も「シーズンは終盤を迎えており、ここから獲得する勝ち点は決定的なものになる」と残留に執念を燃やしている。