4日の直接対決に関する、ドルトムントとバイエルンの両監督の見解

ブンデスリーガ第32節2日目は5月4日、各地で6試合が行われ、欧州チャンピオンズリーグ(CL)で決勝進出を決めているドルトムントとバイエルンが、ドルトムントの本拠地ジクナル・イドゥナ・パークで対戦する。25日にウェンブリー・スタジアムで開催されるCL決勝の前哨戦ともいえるこの一戦に、両チームの監督はどう臨むつもりなのだろうか。以下に、両監督の発言を紹介。

ドルトムント対バイエルンに関する注目のデータへ

クロップ監督(ドルトムント)


「両チームともに残りの3試合で具体的な目標があるわけではない。ウチは2位を確定するために、3試合で勝ち点2が取れればいいという状況だし、バイエルンに関してはたとえこの試合を棄権したとしても優勝が揺るぐことはない。ただ、このような状況下でも、もちろんいいサッカーをしなければならない。スタジアムには約8万人の観客が詰め寄せることになる。もちろんこの観客は今回の試合に限っては何でも(主力を温存しても)許してくれるだろうが、ウチは具体的な目標がない中でもサッカーをすること自体に喜びを感じていることを見せたい。確かに火曜に起きたこと(CL決勝進出の決定)は非常に大きなこと。試合前の緊張感はとてつもなく大きなものだった。それだけに試合後の緊張感からの開放も相当なものだった。土曜の試合がどのような流れになるかは、いまは何とも言えない。(この試合は)テストという意味合いは持たないだろうが、それでもドイツ最高のスタジアムでやるからには、いい試合がしたい。それは、どの選手で試合に臨もうと、相手が誰であろうと変わらない。ハインケス監督がどの選手をピッチに送り込んでくるかは分からないが、それとは関係なく、ウチは先発メンバーの選択について独自の決定を下す。選ばれた選手はもちろん全力で走り回るだろうし、それでどのような結果が生まれるかはやってみてのお楽しみ」

さらに、「バイエルンに勝つための策はあるのか」という質問を受けたクロップ監督は、「ある。必ずある。それを今回披露するかは分からないが」と不敵な笑みを浮かべた。先発メンバーに関しては「リスクを犯したくない」と話しており、太ももに肉離れを負ったMFゲッツェに加え、万全の状態ではないMFベンダー、DFシュメルツァー、MFロイス、MFギュンドアンらも先発メンバーから外れる可能性がある。


ハインケス監督(バイエルン)


「まず両チームの監督は選手を集めて、誰に体力が残っているのかを確かめるはず。したがって、土曜の試合はCL決勝の結果を予想する材料にはならない。どちらのチームも本気では臨まないだろう。ドルトムント側はもしかすると、ゲッツェの移籍に関して不満があるかもしれない。ただ、ウチはサッカーをするためにドルトムントへ向かう。このテーマはまったく気にはならない。ウチはさらに勝ち点を獲得することもできるが、すでにブンデスリーガ優勝を決めているから。ウチほど魅力的で、成功も伴うサッカーをしているチームは未だかつてなかった。これを継続していかなければならない」

さらに、ハインケス監督は先発メンバーの決定について、「選手は肉体的に非常に大きな負担にさらされており、通常よりも長い休養を必要としている」と話し、万全の状態ではないMFリベリ、MFロッベン、DFラーム、MFシュバインシュタイガーらを遠征に同行させないと発表している。ここから長期離脱中のMFクロース、DFバートシュトゥーバーを除いたメンバーで試合に臨むことになる。