会長職続投の意思を表明したラインハート・ラオバル博士(66)
会長職続投の意思を表明したラインハート・ラオバル博士(66)

リーグ協会

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3期目も「発展に尽くしたい」

ドイツ・サッカーリーグ(DFL)リーグ協会の会長を務めるラインハート・ラオバル博士が、会長職を続投することが確定した。ボルシア・ドルトムント会長を兼務するラオバル会長は4月29日、リーグ協会とDFL監査役会の合同会議の席上、今夏の会長選での立候補を表明。「ここ数年におけるリーグ協会、DFL監査役会での務めは非常に有意義なもので、大いに楽しませてもらった。各クラブとDFL取締役会の互いの協力のもとに、テレビ放映権の新契約や、スタジアムでの安全、50+1ルール(各クラブの資本会社の資本保有者に関するルール)など決して容易でない問題で、サッカーのためを考えた最善な答えを出してきたと思う。ブンデスリーガは、サッカーという競技の面でも、また社会、経営の見地に立っても、総合的に大変な成功を収めている。次期も会長職を務めることで、さらなる発展に尽くしたい」と会長は述べた。

法学博士号を持つラオバル会長は、2007年からリーグ協会会長を務める。2010年に全会一致で再選され、現在は2期目。次の選挙はことし8月7日にベルリンで予定されているリーグ協会総会で行われる。任期3年のリーグ協会会長は、自動的にDFL有限会社の監査役会長も兼務する。総会ではこのほか、リーグ協会取締役会やDFL有限会社の監査役会メンバーも選出される。