第31節勝利後「チームは良くなっている」

日本代表MFが所属するウォルフスブルクは4月27日のブンデスリーガ第31節、ホームでメンヘングラートバッハを3-1で下した。右サイドバックでフル出場し勝利に貢献した長谷部が、試合後、報道陣の質問に答えた。

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――ホームで、やっと勝てた。

長谷部 そうですね。だいぶ久しぶりに勝った。ここずっと勝てなくて。サポーターも、なかなか、背中を押すのが難しかったと思います。こうやって結果を出していくことによって、またサポーターが応援してくれるのかな、と思います。

――序盤から前に、攻撃的に。

長谷部 うーん、相手がしっかり真ん中を絞って、ブロックを作ってくるというのが分かっていたんで。きょうはサイドが空く、ということで。今週、そういう練習してたんで。とにかく『サイドバックの選手が上がって』、という感じでやっていましたけど。そういうなかで、もう少し決定的な仕事をしたかったですね、ハイ(苦笑)。

――相手のアランゴ(左MF、ベネズエラ代表)とか、難しかった?

長谷部 彼のところは、とにかく『フリーにさせないように』、というふうに言われてましたけど。まあ、彼に決定的な仕事をさせなかった、というのはひとつの仕事かな、と思いますけど。それとやっぱり、得点に絡むプレーですね。前半ディエゴに出したボールとか、あれとかも、もう少し丁寧に出せば、彼がもっと打ちやすかったし。そういうホント、最後の部分。センタリングで、結構ずれてたりしたし。そういう部分をもう少し上げていかないと。
(注・前半23分、長谷部がMFポラクからの絶妙のスルーパスをもらい、中央でフリーのディエゴにパスを送ったが、ディエゴのシュートはゴールのはるか上にそれた)。

――試合全体を振り返って。

長谷部 チームとして少しずつ、やろうとしていることができているかな、と思います。前半も後半も立ち上がり10分くらい、よくなかったですけど、それ以外の時間は結構、自分たちのゲームができていたし。これで7試合負けてないんで。まあ3勝4分けですけど、『負けない』っていうところでは、ずっと続けていきたいと思います。

――チームとしてやろうとしていること、とは、(冬のオフに)ヘッキング監督が就任して、彼のサッカー哲学が浸透してきた、ということ?

長谷部 うーん、と、いうよりは、やっぱりどちらかというと、メンバーをある程度固定しながら、『固定しながら』という言い方はアレですけど、あまりそんなにやりくりせずに(変更せずに)やっている、という部分があるかもしれない。そういうなかで、やっぱりこっちのサイドだったら、自分とビリーニャとか、ああいうところのコンビネーションだったりとか。本当に小さいところですけど、そういうところが上がってくれば、チーム全体としても上がってくる。

――連係がよくなってきている?

長谷部 そうですね。

――長谷部選手がコーチングをして、主導でマークの受け渡しなどをしているようにみえたが。

長谷部 うーん、僕からというよりは、後ろの選手はピッチ全体が見えるので、指示は出していかないといけない。このチーム、結構若い選手が多いので。そういう選手たちを、経験のある選手がしっかり引っ張っていかないといけないというのは、あります。

――相手のアランゴが中に入って、FWが外に出たときに、ナルド選手とか、そのあたりの関係が結構うまくいっていた。

長谷部 あれは練習でやっていたので。とにかくアランゴには自分がついていく、という。アランゴは結構中に入っていくけど、そこまで自分がついていく、ということは練習でやっていたので。練習どおりと思います。

――じゃあ、手ごたえがある?

長谷部 まあ、手ごたえというよりは、あの、『チームとして』の手ごたえは、ありますね。少しずつ良くなっているな、という感じもやっぱりするし。ただ、自分としては、もっともっと上げていきたい。

――若い人が入ってきたことで、チーム内にも競争が?

長谷部 まあ、マクシ(同僚の18歳FWマクシミリアン・アーノルド)は、ここ4試合で3点くらい取ってるのかな?彼はシュート力あるし、そういうところで結果出している。若い選手が出てくると、チームとしても勢いが出てくるのかな、と思います。