4位を争う5チームを分析

【ミュンヘン発・bundesliga.de編集部】 CL予選出場権をかけた戦いは、徐々にヒートアップしている。シーズン終了まで4試合を残し、8位のハンブルガーSVから4位のシャルケまで勝ち点差はわずかに2。第30節を終えた時点でこれほど競った戦いは、過去18年間で一度もなかった。しかし最終的に4位の座を勝ち取り、CL出場をかけた予選に参加できるのはどのチームだろうか。

現時点では、5チームが僅差の勝負をしている。シャルケフライブルクアイントラハト・フランクフルトメンヘングラートバッハ、そしてハンブルガーSVだ。bundesliga.deはいまの状況と各チームの特長を分析した。

シャルケ


フランクフルトでの敗戦(0-1)を除けば、ことしに入ってから好調だ。勝ち点21で後半戦の順位は3位、シーズン通算50ゴールは4位を争う5チーム中トップ。この得点力をさらに上げていく可能性を秘めるのが、FWである。日曜のハンブルガーSV戦での復帰を強く望んでいるエースストライカーは「僕らはあと4つの強いチームと戦わなくてはならない。そのうち3チームは直接的なライバルだ」と、気を引き締め、「膝が負荷に耐えられるかどうか様子をみないと」と慎重な姿勢だ。

フライブルク


5チーム中ではもっとも守備力が高く36失点しかしていないが、3連勝のあとに喫した対シュトゥットガルトでの敗戦によって、4位浮上を逃した。1試合平均118.2kmの走力を持つフライブルクにとって、まずは「いいサッカー」をすることが第一だ。「そしてそれができれば、勝率は高まる」とDFは話す。しかしアウェーでの王者バイエルン戦という、非常に難しく高いブロックがチームを待ち受けている。

アイントラハト・フランクフルト


6戦連続勝利なしが続いたあと、フランクフルトはここ4試合で2勝し、嫌なムードにストップをかけた。今季昇格チームにとって、トップチームとの対戦は残っていないが、デュッセルドルフブレーメンという降格危機と戦う相手と対峙する。現在のメンバーはGKとMFという、チーム最年長と最年少選手が入り混じっている。どちらも前節シャルケ戦(1-0で勝利)では決定的な役割を演じた。ニコロフはPKを止め、計7本のシュートを防いだ。ステンデラは決勝ゴールをアシストした。

メンヘングラートバッハ


本拠での強さに自信を持つチームだ。ここ9試合、ホームでは負けておらず、3試合連続1-0で勝利している。残り試合ではシャルケ、バイエルンという難敵を本拠地に迎える。FWは「難しい試合が4つ残されているが、順位表を見ればまだすべてが可能だと言える」とポジティブだ。チームは1試合平均119.7kmの走力を誇り、後半戦では13失点という守備力が説得力を与えている。

ハンブルガーSV


第28節以降、MFがチームの主将を担っている。どちらも2-1で勝利しており、デュッセルドルフ戦ではファンデアファートは2ゴールを決める活躍で、勝利に大きく貢献した。「もっとも大切なのは、彼がピッチで成果を出すことだよ」とトーステン・フィンク監督は新キャプテンについて語っている。3つの敗戦を喫した後、ハンブルガーSVはタイミングよく調子を取り戻した。監督はまた、「チームは最近2週間、自分たちで努力して調子を上げてきた」と選手たちへの信頼を口にしている。



しかし、CL予選出場権獲得への追い上げはどのチームが成しとげるのか? 全チームが前半戦終盤のような勝ち点の取り方をすれば、メンヘングラートバッハとフライブルクに大きなチャンスがある。メンヘングラートバッハは当時、冬季中断期間前の4試合で勝ち点8を獲得している。今季残り試合でも同じだけ稼ぐとすると、計52点となる。これはフライブルクも同様で、前半戦最後の4試合と同じ勝ち点を獲得すれば、あと7点を稼ぐことになる。

それに対して、シャルケはすべてを自身の手に握っている。4位争いをする3チームとの直接対決が残っているからだ。フランクフルトはシャルケに勝利し、追い風が吹いている状態。日曜(第31節)には、ハンブルガーSVがシャルケに対し、今後の風の行方を示すことになる。

マキシミリアン・ロッツ (Maximilian Lotz)