ドイツの誇るプロゴルファー、マーティン・カイマーがサッカーについて語る

【ミュンヘン発・bundesliga.de編集部】 現在、ドイツのプロゴルファー第一人者として世界に名をはせるマーティン・カイマーは、無類のサッカー好きとしても有名。PGA世界ランク33位(4月16日現在)の28歳は、過密スケジュールで世界を飛び回る中でもブンデスリーガ、チャンピオンズリーグのチェックは忘れないという。今回bundesliga.deが行ったインタビューでは、大ファンである1.FCケルン、チャンピオンズリーグなど、サッカーについて広く語った。



bundesliga.de まずはカイマー氏が大ファンだというの話からお聞きします。ケルンは昨季成績が振るわず、2部降格という憂き目を見たわけですが、ここ最近はまた上昇傾向にあります。現状では、1部との入れ替え戦に参加できる3位まであともう少し届かないというところですが、今季で1部昇格を決めることは可能でしょうか?

マーティン・カイマー氏 可能だと思いますし、そうなればいいと願っています。ケルンは1部に相応しいクラブです。(今季2部の)2位以上はすでに(ヘルタBSCとブラウンシュバイクに)決まっていますが、入れ替え戦に回る3位はまだ到達可能です。カイザースラウテルン(現3位)とケルン(現4位)の3位争いは最後までどちらも譲らない熱い戦いになると思います。

bundesliga.de カイマー氏はデュッセルドルフに程近いメットマンの生まれで、どちらかといえばフォートゥナ・デュッセルドルフのファンになるほうが妥当なのではないかと思います。ケルンのファンになった理由はどこにあるのでしょうか?

カイマー氏 私は小さいときに、初めてケルンのスタジアムで試合を観戦し、そこで素晴らしい雰囲気を体感したことがきっかけでケルンのファンになりました。ケルンでは人と町が一体となってクラブを愛しています。これは私にとって特別なことでした。

bundesliga.de 1.FCケルンのスタニスラフスキ監督や選手と面識はありますか?

カイマー氏 残念ながらスタニスラフスキ監督とも選手とも面識はありません。でも、スタニ(スタニスラフスキ監督の愛称)はチームと町にぴったりの人物だと思います。彼ならチームを再び1部に昇格させることができると確信しています。

bundesliga.de カイマー氏が最後にスタジアムでケルン戦を観戦したのはいつですか?

カイマー氏 あいにく相当前のことになりますね。(過密な)ツアー日程のおかげで今のことろは難しい。でも、近いうちにまたスタジアムで試合を見られればと思っています。もちろんそれが「1部」でのケルン戦であるに越したことはありませんが。

bundesliga.de ツアー中はどのようにしてブンデスリーガの情報を入手していますか?

カイマー氏 定期的かつできるだけ詳しくチェックするようにしてます。試合日には自分が世界のどこにいようが関係なくチェックしますね。スケジュール的に可能であれば、常にスタジアムに出向いて、ライブでケルンを応援したいと思っています。

bundesliga.de プロゴルファー仲間でサッカーについて、もしくは特にブンデスリーガについて話しをする相手はいますか?

カイマー氏 マーセル・ジーム(Marcel Siem、ドイツ)とは時々サッカー、ブンデスリーガ、そしともちろん1.FCケルンについて話します。

bundesliga.de ジーム氏やマクシミリアン・キーファー(Maximilian Kieffer、ドイツ)氏ら、他のドイツ人プロゴルファーもサッカーファンなのでしょうか?

カイマー氏 そうですね、マーセルは私と同じでケルンファンですよ。

bundesliga.de 10代の頃はプロサッカー選手になることを夢見ていたというようなこともありますか?

カイマー氏 プロサッカー選手になることはずっと私の夢でした。トニー・ポルスター(本名アントン・ポルスター、元オーストリア代表FW、元1.FCケルン所属)の大ファンで。でも、いつか毎週のゴルフとサッカーの練習を両立することが難しくなり、一つに絞らなくてはならなくなりました。その時は自分の本心に従ったというか、ゴルフのほうがキャリアの展望が明るかったということもあって。ただ、今でもプロゴルファー仲間や友人とサッカーをすることは楽しみの一つです。このような形であれば、サッカーはいつまでも楽しむことができますし。

bundesliga.de 今季のバイエルンは凄まじい早さで優勝を決めました。これについてはどう思われますか?

カイマー氏 あの圧倒的な優勝には、おめでとうと言いたいですね。バイエルンが見せている今季のパフォーマンスには感心しています。ブンデスリーガだけでなく、その他2つの大会(DFBカップ、チャンピオンズリーグ)でも素晴らしいです。バイエルンにとってタイトルが取れなかった2年間は、まさに永遠にも感じられたに違いありません。すでに一つ(ブンデスリーガ優勝)は手中にありますから、あとはこれからどうなるか楽しみです。

bundesliga.de チャンピオンズリーグ決勝がドイツ勢の対決になるということもありえるでしょうか?

カイマー氏 そうですね、可能性は十分にあると思いますよ。ドルトムントはレアル(・マドリード)に勝てるということを、すでにグループステージで証明しました。今季のバイエルンはバルセロナと少なくとも同レベルにあります。これは4年前とはまったく違う状況ですから。