乾(右)は第30節対シャルケに左サイドの攻撃的MFでフル出場。中盤でヘーガー(左)に激しくチェックを仕掛ける
乾(右)は第30節対シャルケに左サイドの攻撃的MFでフル出場。中盤でヘーガー(左)に激しくチェックを仕掛ける

乾貴士

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第30節シャルケ戦を終えて

日本代表MFが所属するフランクフルトは4月20日、ブンデスリーガ第30節で日本代表DFのシャルケを本拠地に迎え、接戦の末に1-0で3戦ぶりの勝利を挙げた。左サイドの攻撃的MFでフル出場した乾が、試合後に報道陣の質問に答えた。

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――この勝利は大きい?

はい、そうですね。勝てたのは本当にデカイです。

――順位の近い相手との対戦ということで、この試合にかける意気込みも大きかった?

そうですね、この間が良くなかったので。今日はしっかり勝たないといけないかなと。

――個人的にはけっこうチャンスが多かったが。

シュートチャンスは何回かありましたし、それを決めないといけないというのはあります。あまりボールに絡めなかったので、もうちょっとボールに絡みたいなというふうに思います。

――DF裏に抜けて、パスを受けても何度かトラップの際にボールが流れる場面も。

そうですね。ああいうのをしっかりトラップしないといけないですし。もっと精度を上げていかないといけないと思います。

――前半の決定機の場面(注・39分にペナルティエリア前でこぼれ球を拾い、強烈なミドルシュートを放ったが、クロスバーに弾かれた)はどういうイメージだった?

ちょっとトラップが浮いて、もう1個タッチを入れようかとも思ったんですけど、思い切って打ってしまおうという感じで打ちました。

――前回のシャルケ戦よりも、内田選手とマッチアップする機会が多かったのでは?

そうですかね。意識はそこまでしていないですけど、適当に動いてました。

――前半でDFライン裏へのボールを内田選手と競り合ったものの、内田選手に肩でブロックされてしまった場面もありました。

オレはああいうところは弱いので。ああいうところを競り勝てれば、いけたんじゃないかと思いますけど。あれは完全に負けました。

――決勝点の場面では上手く内田選手からファウルをもらったのでは?

あれはたぶんファウルだと思いますけど、分からないです。ウッチーに聞いてください。

――残り4試合だが、そこでの目標は?

もちろんヨーロッパリーグとか、CL(チャンピオンズリーグ)。もちろんCLに行けるのが一番いいと思うので。そこを狙っていますけど、まずは1試合1試合勝たないと意味がないので。今日みたいにしっかりと気持ちを出して、みんながやれば問題ないと思う。またそれを続けられるよう1週間空くのでやっていきたいです。

――勝ったわりには満足できないところも大きい?

オレがですか?まあ結果を出せなかったので、そこは悔しいというか。