乾のフランクフルトと内田のシャルケが対戦

ブンデスリーガ第30節2日目は4月20日、各地で6試合が行われ、日本代表MFが所属するフランクフルトは本拠地に同DFの所属するシャルケを迎える。

その他5試合の見どころへ


フランクフルト 対 シャルケ


フランクフルトは前節、下位に沈むアウクスブルクを相手に敵地で0-2と、手痛い敗戦を喫した。アウクスブルク戦を終えた段階で、来季EL出場権を得られる6位にまだとどまってはいるが、7位メンヘングラートバッハ、8位ハンブルガーSVとの勝ち点差はわずか1と縮まっている。前半戦、ブンデスリーガに旋風を巻き起こしたオフェンシブサッカーが対戦相手に研究されてきたこともあり、後半戦の戦績は3勝6敗3分と大きく負け越している。また選手層の薄さから、レギュラー選手は常に試合に出続けているために疲れもたまってきている。前節では、今シーズンここまで13ゴールでチーム得点王のFWマイヤーが、30分に負傷のため途中交代。キャプテンのMFシュベークラーも股関節に負傷を抱えている。苦しいメンバー状況だが、来季ヨーロッパの舞台でプレーするためには、なんとかここで踏ん張らなければならない。

アウクスブルク戦で乾は、失点につながる痛恨のミスパスをしてしまった。しかし味方のサポートが少ない中、単独でシュートに持ち込むなどいい動きも見せた。強豪シャルケを相手に勝ち点を手にするためには、少ない決定機をしっかりとものにしなければならない。乾にかかる期待は大きい。

一方のシャルケは、前節レーバークーゼン戦で終盤に追い上げて2-2の引き分け。CL本戦出場権を争う直接対決で勝ち点差を詰めることはできなかった。しかし第21節終了時には10位に沈んでいたことを考えると、調子は明らかに上向きだ。ケラー監督はチームにボールを奪ってからの素早いカウンターを徹底させ、勝ち点を積み重ねてきた。MFドラクスラーのトップ下での起用も当たった。ドラクスラーがサイドのポジションで起用された時や欠場時の平均勝ち点が1,4なのに比べ、トップ下でプレーした試合は平均2,1勝ち点を挙げている。また後半戦から新加入のFWラファエルが、最近3試合で2ゴールと調子を上げてきているのも好材料だろう。フランクフルトには直近13試合負けなし(9勝4分)と、相性もいい。この試合で負傷離脱していたジョーンズが復帰する可能性もある。アウェーとはいえしっかりと勝利し、5位以下との勝ち点差を広げたいところだ。

内田は前節でも、攻守ともに切れのある動きをみせた。何度も右サイドを駆け上がり、効果的なパス交換からチャンスを作ると、スピードに乗ったドリブルで相手のファウルを誘った。 今節でも先発起用が予想される。