下位アウクスブルクに0-2

ブンデスリーガ第29節最終日は4月14日、2試合が行われ、日本代表MFが所属するフランクフルトは敵地でアウクスブルクに0-2で敗れた。乾は左MFでフル出場した。

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アウクスブルク 2-0 フランクフルト


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フランクフルトは後半戦開始時の4位から6位までじりじりと後退し、来季でのEL出場が危ぶまれる状況に。下位チームが相手となるこの試合は、7戦ぶりとなる勝利を収めた第27節フュルト戦に続きしっかり勝っておきたい一戦だった。

前半は開始直後の2分、乾がペナルティエリア手前からミドルシュートを放つなど、フランクフルトが快調な滑り出しをみせる。しかし、高い位置からプレスをかけるアウクスブルクの守備を前にそれ以降なかなか好機を作れず、徐々に主導権を奪われる展開となる。16分にはFWメルダースにペナルティエリア内への進入を許すと、折り返しを受けたDFフェアハークに見事な浮き玉のシュートを打たれる。ここはクロスバーに助けられたものの、あわや失点という危ない場面だった。

ここからアウクスブルクの攻勢はさらに強まっていき、28分にはついに先制に成功。ペナルティエリア手前で完全にフリーとなった韓国代表FW池(チ)のミドルシュートが、DFアンデルソンの出した足に当たって跳ね上がり、GKニコロフの左横を抜けてゴールへ吸い込まれた。さらに1-0で迎えた31分、追加点の絶好機を迎える。ペナルティエリア内での巧みなパス交換からDFフェアハークがGK正面へ飛び出すと、後ろから対応した乾に倒されPKを獲得。しかしここはキッカーのカルセンブラッカーがクロスバー上に大きく外し、リードを広げることはできなかった。

なんとか流れを変えたいフランクフルトは36分、カウンターから乾が左サイドのスペースに飛び出し、スピードに乗ったドリブルで中央へ切れ込んでシュートを放つ。しかし、ここはGKマニンガーの好セーブに阻まれ、同点ゴールならず。これが前半最後のチャンスとなり、残りの時間はアウクスブルクの猛攻を無失点で切り抜けるのが精一杯だった。

後半も流れは完全にアウクスブルク。開始直後の46分、メルダースがロングフィードに合わせて飛び出すと、一気にGKと1対1のシュートチャンスとなる。シュートは枠を捉えられなかったが、いい滑り出しをみせた。再び試合が動いたのは55分、乾の自陣ペナルティエリア前でのパスをMFモラベクがカットすると、すかさずゴール左へ走っていたFW池にスルーパスを出し、この試合の2点目をアシスト。2点差とされたフランフルトはなんとか反撃の糸口を探るが、無得点のまま0-2で敗戦。順位は6位にとどまったが、前節のバイエルン戦に次ぐ2連敗を喫した。アウクスブルクは3戦ぶりの勝利で、13日夜からホッフェンハイムの手中にあった16位の座を奪還した。

前半ではいい動きをみせながらも、後半ではパスミスから失点を招いてしまった乾は、試合後のインタビューで「相手のほうが勢いもあったし、そういうところで後手を踏んでしまった。今日は負けるべくして負けた。自分のミスでチームに迷惑をかけてしまったので、(残りの)あと5試合で取り返したい」と肩を落としていた。