シュトゥットガルト、後半戦ホーム初白星なるか

ブンデスリーガ第29節は4月14日、次の2戦で幕を閉じる。

シュトゥットガルト 対 メンヘングラートバッハ


日本代表FWと同DFが所属するシュトゥットガルトは、リーグ戦ここ6試合でわずか1勝のみ。ホーム戦に限っては、2013年に入ってから4敗1分と未だ勝ち星がなく、後半戦に強いイメージはすっかり消え去ってしまった。今季は2006/07シーズン以来初めて、前半戦の勝ち点が後半戦での合計を上回りそうだ。

順位状況については、前節終了時点で来季欧州リーグ出場権が得られる6位、2部との入れ替え戦に回る16位のいずれからも勝ち点9差とあり、明確な目標を定めにくい位置だ。最後のタイトル獲得の望みは4強に残っているDFB杯で、17日にホームでの準決勝フライブルク戦を控える。今節でメンヘングラートバッハを破り、カップ戦に向けて弾みをつけたいところ。チーム自体の調子は、わずかずつながら上昇傾向にある。第26節で上位フランクフルトを破るとと、次の対ドルトムントでは負けはしたが内容では復調の兆しをみせ、引き分けた前節ハノーファー戦では「最近のウチにしては内容的にはいいほうだった」と酒井も話していた。

主力で欠場が決まっているのはニーダーマイヤー(前節、2度の警告で退場)のみだが、今週負傷のため休養していた主将タスキは、12日からチーム練習に復帰したものの「いい状態ではない」(ラバディア監督)と、出場は微妙な状態。また、ボランチのゲントナーもタスキ同様、金曜日から練習に復帰したという。酒井は定位置右サイドバックでの先発が予想されるが、ハノーファー戦では累積警告で出場停止だったハーニクが戻ってくるため、岡崎はベンチから出場機会をうかがう可能性が大きい。

一方のメンヘングラートバッハは昨季を4位で終了し、今季は欧州の舞台へ活躍の場を広げた。ヨーロッパリーグ、DFB杯そしてリーグと試合数の多かったシーズン中盤、連戦の疲れからか一時期不調に陥った。しかしDFB杯は2回戦でデュッセルドルフに敗れ、ELでもベスト16で敗退。リーグでの戦いに集中できる状態になると、今季連勝はないものの、少しずつだが勝ち点を積み重ねて再び順位表の上半分へ上がってきた。前半戦第12節での対決では、シュトゥットガルトが2-1で勝ち点3を手にしているが、シーズン中盤以降の調子では圧倒的にメンヘングラートバッハ有利といえるだろう。



アウクスブルク 対 フランクフルト


日本代表MF乾貴士フランクフルトは前節、王者バイエルンに敗戦を喫し目の前で優勝を決められるという屈辱を味わった。今季昇格チームとして快進撃をみせていた前半戦とは変わって、後半戦は第27節で最下位フュルトに逆転勝ちするまで6戦勝ち星なしと、その勢いは完全にストップ。ここ8試合で1勝しかしていない。さらに守護神トラップの離脱などネガティブな出来事も起きていた。しかしここへ来てフェー監督に続いて主力DFユングも契約を延長するなど、今後に向けての明るい話題も出てきている。

気になるのはこのところ湿りがちな攻撃陣だ。第26節でシュトゥットガルトから1点を奪うまでは、6戦連続でノーゴールだった。フュルト戦では10戦ぶりゴールとなった乾を含める3選手がそれぞれ得点したが、対バイエルンでは再び完封された。マイヤーらゴールゲッターの奮起なしには完全復調は望めない。しかしアウェーではここ3試合で勝ち点5を獲得し、負けていない。今節で下位アウクスブルクにきっちりと勝利し、来季の目標である欧州の舞台で戦うため、残り試合で勝ち点を重ねていきたい。アウクスブルク生まれで、かつては選手および監督としてFCアウクスブルクに在籍したフェー監督は、敵チームの監督としてSGLアレーナへ乗り込むのは初。凱旋試合を飾ることができるか。

対するアウクスブルクは、残留争いのまっただ中だ。とはいえ、後半戦のみの順位は前節終了時点で9位と、フランクフルトの13位を上回っている。ここ2戦は連敗を喫しており、フランクフルト戦を含む今季残り6試合の相手すべてに前半戦で勝てていない。1部残留を果たすためには、ここからが正念場となる。