CL準決勝組合せ抽選に対する談話から

欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝の組み合わせ抽選が4月12日、ニヨン(スイス)で行われ、ブンデスリーガ所属のバイエルンはバルセロナ(スペイン)と、ドルトムントはレアル・マドリード(スペイン)とそれぞれ対戦することが決まった。以下、抽選結果に対する関係者の談話を紹介。

欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝の組み合わせ抽選結果へ

ユップ・ハインケス監督(バイエルン)


バイエルン対バルセロナはCLの頂上決戦ともいえる組み合わせ。クリエイティブなサッカーで過去4年間にわたり欧州サッカー界を席巻してきたチームと対戦することは、うちにとって大きな挑戦となる。だが、私自身はスペインでの監督時代、対バルセロナでは常にいい結果を出してきた。例えばアスレティック・ビルバオではマドリードで2度勝っている。対戦が楽しみだ。

カールハインツ・ルンメニゲ社長(バイエルン)


バルセロナはCLの圧倒的な優勝候補。うちが最初にホームというのは、不利というより有利ではないかと思う。ユベントス相手に第2戦がアウェー、という準々決勝の組合せが決まったとき、有利か不利かについてチーム内で話し合ったが、第1戦でああいう良い内容で勝って、結果的によかったと思う。だから今回も不利ではない。

バルセロナ相手とは、非常に魅力的なカードでわくわくする。今回、4強にドイツ2チーム、スペイン2チームが残ったことは、近年のブンデスリーガの発展を示すもの。それも、準決勝でドイツ対スペイン、このハイレベルな顔合わせが見られることになった。これほどレベルの高いところでは、どちらが優位とかいったことは言えない。

(今夏の就任が決まっているグアルディオラ監督はバルセロナを知り尽くしているが)きょう、まだ氏から連絡はないし、してこないかもしれない。氏の就任は7月1日と決まっている。我々にはインサイダーは必要ない。相手を研究するに十分なスタッフがいるし、ハインケス監督(元レアル・マドリード監督)という専門家がいる。彼ほどスペインサッカーに通じているドイツ人はいないはずだ。

ユルゲン・クロップ監督(ドルトムント)


対戦相手がようやく決まって嬉しい。あとはサッカーをするだけ。レアル・マドリードが強敵であることは言うまでもないが、レアルは今回ベスト4入りしたチームの中でドルトムントが今季勝利した唯一のチームだ。

ハンスヨアヒム・バツケ社長(ドルトムント)


国内の相手よりは外国の相手がよかったから、抽選の結果には満足している。第2戦がアウェーというのは、特に決定的なことではない。4強入りして、ここまでの道のりはまるでおとぎ話のようで、みな喜んでいる。うちのクラブにとって、タイトルを取るのは、最優先ではない。最も大事なのは、ファンの皆さんに魅力的なサッカーを披露することだ。

ヨアヒム・レーフ監督(ドイツ代表)


CLの準決勝というのは、欧州選手権やW杯の重要な一戦に似ているところがある。つまり、大きな挑戦であり、選手1人1人にとって素晴らしい経験だ。このような高いレベルの戦いでは、些細なことが勝敗を分け、あらゆることが起こりうる。このような経験はドイツ代表選手にとっても非常に有益かつ重要だ。バイエルンとドルトムントは今季、どれほどの底力を持っているのか示してきた。両チームは準備に最大限の努力を尽くして、試合に臨むことになるだろう。この試合は私たち皆が楽しみにしている。ユップ・ハインケス監督、ユルゲンクロップ監督はどちらも敵を知り尽くしている。

DFフィリップ・ラーム(バイエルン主将)


素晴らしい抽選結果だと思う。2013年のスペイン王者とドイツ王者が対戦するということで、まさに最強決定戦。バイエルンは過去4年間で3度目のCL準決勝進出を果たしたわけで、今回はバルセロナと同じ目線で戦うことができる。ロンドンで行われる決勝へ勝ち進めるチャンスは五分五分かな。トップチームがぶつかり合う面白い試合になると思う。

MFゼバスティアン・ケール(ドルトムント主将)


厳しい抽選結果だと思う。ただ、仮に他の2チームが対戦相手になっていたとしても、厳しいことに変わりはない。試合が楽しみ。火曜のこと(マラガ戦での劇的な勝利)がまだ頭から離れなくて、夢見心地だ。レアルを倒すことは絶対にできると思うし、どんな2試合になるかはやってみてのお楽しみ。