CL準々決勝第2戦へバイエルンが前日会見

欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦は4月9日~10日に各地で行われ、6日にブンデスリーガで史上最速優勝を果たしたバイエルンは、敵地でユベントス(イタリア)で対戦する。



ユベントス 対 バイエルン


ここ4シーズン来で3度目の4強進出を目指すバイエルンは、ホームでユベントスを迎え撃った第1戦(2日)、2-0で快勝した。試合開始わずか24秒でアラバが鮮やかな先制ゴールを決めると、16分にクロースが負傷退場するアクシデントに見舞われたが、後半にもミュラーが追加点。「パーフェクトな試合」(ハインケス監督)で準決勝への切符へ王手をかけた。

さらに6日には第28節フランクフルト戦に1-0で勝利すると、クラブ史上23度目および1963年のブンデスリーガ発足後は22度目となる優勝を、史上最短記録というおまけつきで成しとげた。一方のユベントスは今大会の8強進出は2006年以来、7年ぶりとなる。ドイツチームとのCL準々決勝での対戦はこれまで5度とも制しているが、第1戦での戦いぶりを見る限りはバイエルン優勢の予想は固い。今季ブンデスリーガで圧倒的強さを誇る絶対王者に死角なしといったところだ。

2009年12月に行われたCLグループリーグ最終戦第1戦、バイエルンはホームでユベントスと0-0で引き分け。背水の陣で迎えた敵地での第2戦を1-4でものにすると、イタリアの古豪を敗退に追い込んだ。しかし水曜の試合は、当時とはまったく異なる状況で迎えることができる。前日会見に出席したMFロッベンは「当時はうちにとって最後のチャンスだった。今度の試合はユベントスにとって最後のチャンスだ」と余裕のコメント。同席したノイアーも、「簡単なことではないけれど、しっかり休養して集中を保つことが大事だ。自分たちの巧みさを発揮して、またできるだけ早い時間に先制したいね」と話した。

ハインケス監督は対戦相手を「トップチームのひとつ。今季彼らはリーグ戦でもCLでもそれを証明している」と称え、「ユベントスは不可能を可能にしようとするだろう。それも(ユベントス本拠の)ファンタスティックな雰囲気のなかでね」と分析。さらに「我々は第1戦と同じように試合に臨む。やるべきことは分かっている。もちろん再び早い時間帯での先制を狙っていく」と勝利へのカギを語った。

この試合に勝利すれば、ロンドンでの決勝への道もみえてくる。さらにリーグ優勝に加えてCL、DFB杯の3冠という夢も実現に近づく。しかしロッベンは「これまでパーフェクトなシーズンを送っているけど、まだ勝つべき試合はたくさんある。うちにとっては引き続き一日一日を考えていくだけ。ユベントスとの対戦はそのうちの一試合だよ」と落ち着いた笑みをみせた。