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清武(右)と金崎は試合前、笑顔でウォーミングアップをする
清武(右)と金崎は試合前、笑顔でウォーミングアップをする

清武 2点にからむ活躍

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ニュルンベルクはホーム2連勝、9試合負けなし

ニュルンベルク 2-1 マインツ

ブンデスリーガ第28節最終日は4月7日、2試合が行われ、日本人選手が所属する3チームが登場した。

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日本代表MF清武弘嗣とMF金崎夢生が所属するニュルンベルクは本拠地でマインツを2-1で下した。清武は攻撃的MFで先発し、81分までプレー。先制点をFKからアシストしたほか、2点目につながるCKを蹴るなど、チームの勝利に大きく貢献した。金崎はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。

後半戦での敗戦が1度しかない両チーム、前半はマインツが主導権を握る。1分にハンガリー代表FWソロイがゴール左に抜け出しシュートを放つと、5分には同選手が絶妙なスルーパスでチャンスを生み出すなど、開始直後からニュルンベルク守備陣を翻弄した。リズムに乗れないニュルンベルクに対し、マインツはさらに攻勢を強めていく。得点にはつながらなかったが、22分にFWニコライ・ミュラーが斜めの動きで上手くゴール前に飛び出すと、キルヒホフが絶妙なスルーパスでGKと1対1の状況を作り出した。その3分後にもマインツはペナルティエリア前でショートパスを華麗につなぎ、ソロイがミドルシュートでニュルンベルクのゴールに迫った。

マインツはPKを外す



決定的な場面が訪れたのは28分。マインツのミュラーが長いスルーパスに合わせて飛び出し、GKシェーファーをドリブルで交わしたところで、左サイドバックのピノラからファウルを受けPKとなった。ついに均衡が破れるかと思われたが、このPKをソロイがゴール左に外し、ニュルンベルクは救われた。前半は0-0で折り返した。

前半を防戦一方で終えたニュルンベルク。後半も攻め込まれる展開は変わらなかったが、54分、清武が得意のFKから起死回生の先制点を生み出した。右サイドからファーポストを狙った絶妙なクロスをスウェーデン代表DFニルソンが完ぺきなタイミングで、頭で押し込んだ。ニュルンベルクは60分にミュラーにゴールを許して同点とされるが、69分、再び清武がセットプレーからチームを救う。清武の蹴った左CKはゴール前でバリッチの頭をかすめ、右ポスト近くのニルソンが右足で押し込み、この試合の2点目が決まった。


清武はアシストランク首位タイに



これが決勝点となった。ニュルンベルクはホーム2連勝、9戦連続負けなし。清武は2点にからむ活躍で3試合連続アシストを記録、今季通算アシストを10とし、バイエルンのミュラーとラームに並ぶリーグ首位タイに躍り出た。

得点シーンでも強張った表情を変えなかった清武は試合後、「きょうはよく勝ったと思う。このゲーム内容が続いたら、たぶん今から勝てないだろうし。まあ、きょうはホント、奇跡的に勝ったなと思う。ゲーム内容を改善していかないと」と、終始主導権を握られた試合内容を反省した。次節は13日、王者バイエルンの本拠地に乗り込む。