前半戦逆転負けを喫したハノーファーに挑む

ブンデスリーガ第28節最終日は4月7日(日)、2試合が行われ、日本人選手所属の3チームが登場する。


ニュルンベルク 対 マインツ


日本代表MFとMFのニュルンベルクが本拠地に迎えるのは、上位のマインツだ。これまで13度の対戦で3勝しか挙げられていない相手に、ニュルンベルクがどう立ち向かうのかが注目される。では、まずマインツが前半2点先取。ニュルンベルクも40分に1点を返すが、後半はどちらも追加点のないまま2-1でマインツが逃げ切った。マインツはここ7戦負けなしと好調。しかしニュルンベルクも8戦負けなし(3勝5分)で、少しずつ勝ち点を積み順位を上げてきている。両チームの過去の対戦では、ホームチームが必ず勝利をおさめるという興味深い結果になっている。また、ニュルンベルクはウィージンガー監督のもとでは本拠無敗。今節でも地の利を活かして、前半戦での雪辱を晴らしたいところだ。

清武はここへきてさらに快調で、第25節対アウクスブルクでは先制ゴールを決め、さらに3-0で勝利した第26節シャルケ戦では2つ、前節ウォルフスブルク戦では1つと2戦連続でアシストを記録している。シャルケ戦の後には第26節MVP候補にも選出されるなど、勢いづいており、今節でも活躍に期待がかかる。金崎は第23節シュトゥットガルト戦で先発して以来、3戦連続出場機会がなかったが、前節で4試合ぶりに89分からプレー。しかし今節もまずはベンチから試合をながめることになりそうだ。



ハノーファー 対 シュトゥットガルト


日本代表DF酒井高徳と同FW岡崎慎司の所属するシュトゥットガルトは、敵地で同DF酒井宏樹ハノーファーと対戦する。

今季は不調の波から未だ抜け出せていないシュトゥットガルト。後半戦のみの順位は2勝7敗1分けで17位と、低迷を続けている。しかしここ2試合では、後半戦から加入したMFマクシムの活躍やDFボカのボランチコンバートなどによって、内容的には好調だった頃のサッカーを取り戻しつつある。4戦ぶりに白星を挙げた第26節では上位のフランクフルトを2-1で下し、前節ドルトムント戦は1-2で敗れはしたが、試合後「最近ではよくできたほう。悲観的になる内容じゃない」と酒井高も語ったように、長いトンネルの出口が見えてきているようだ。それでも、今節を含めて残り7試合で降格圏チームとの勝ち点差は8と、まだまだ安心できる位置にはない。

前半戦での対ハノーファーでは、前半を2-0とリードで折り返したものの後半に4ゴールを決められ、まさかの逆転負けを喫している。そのリベンジを狙いたいシュトゥットガルトだが、今季は序盤から通して得点力不足に悩まされており、現時点ではクラブ史上ワースト3位となる27試合29ゴール。一方のハノーファーは、クラブ史上最高タイとなる27戦49ゴールと、今季はゴールゲッターの活躍が目立っている。シュトゥットガルト守備陣が、ハノーファーの攻撃に耐えきれるかが勝敗のカギとなる。過去の対戦成績では、シュトゥットガルトが22勝18敗7分とわずかに勝ち越しており、またハノーファー本拠でもシュトゥットガルトが通算18勝5敗1分と圧倒している。しかし最近の本拠での対決ではハノーファーが3連勝しており、今節も優勢であることは間違いない。

シーズン当初から怪我人が多く、少ない人数でリーグ戦、DFB杯、ELと3つの大会を戦い抜くハードな日程をこなしてきたシュトゥットガルトは、前節ではさらに累積警告や体調不良などによって主力4人を欠いた。今節ではMFクビストと、DFモリナーロの出場停止が解ける。酒井高の先発入りは堅く、ドルトムント戦を右膝靭帯負傷のため欠場した岡崎も、再び出場可能である。

EL出場権を狙うハノーファーは、第27節終了時点で10位。出場権を得られる6位とは勝ち点たった2差で、まだまだチャンスは残されている。前節アウクスブルク戦では累積警告により出場停止となっていたFWジュフが、今節から復帰。本拠地では16試合で14ゴールを決めており、この試合でも得点が期待される。酒井宏はここ5試合、ベンチ入りも出場機会のない状態が続いている。今節も同様の可能性が大きい。