CL準々決勝第1戦、本拠でユベントスを下す

バイエルン 2-0 ユベントス



欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦は2日、各地で行われた。ブンデスリーガで優勝目前のバイエルンは、本拠地アリアンツ・アレーナにイタリア王者のユベントスを迎え、2-0で勝利した。これにより、4強進出へ非常に優位な状況となった。

3日前の3月30日に行われたブンデスリーガ第27節、バイエルンはハンブルガーSVを相手に9-2と圧倒的な勝利を挙げた。しかし4得点2アシストでマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたは、ベンチスタート。FWにはが入った。2得点を決めたMFもにポジションを明け渡し、出場停止となっているMFマルティネスの代役には、が起用された。左サイドバックは、負傷でハンブルガーSV戦を欠場したが先発に復帰した。

一方のユベントスは、3月30日に行われたリーグ第30節インテル・ミラノ戦を2-1で勝利し、首位の座を確固たるものにしている。対インテルでそれぞれゴールを決めたクアリアレッラ、マトリの2人は、この試合でも2トップで起用された。

名門クラブ同士の対決は、いきなりのゴールで幕を開ける。開始わずか24秒、アラバが放ったこの試合初めてのシュートが、名手ブッフォンの指先をかすめてゴールに吸い込まれた。早々に失点したユベントスだが、気落ちすることなく反撃を試みる。前線からの激しいプレッシャーでバイエルンのミスを誘うと、シンプルながらも効果的なパス回しでバイエルンゴールに迫る。12分にピルロ、13分にはビダルがきわどいシュートを放った。バイエルンは16分にMFが負傷交代するアクシデントに見舞われ、交代で出場したロッベンが右サイドに入り、ミュラーがトップ下のポジションに移った。20分過ぎからは、再びホームのバイエルンが主導権を握る。両サイドをワイドに使い、22分にロッベン、42分にMFのシュートが、ブッフォンの守るゴールを脅かした。

後半に入るとバイエルンは、ユベントスの攻撃に落ち着いて対処し、ボールを奪ってもあわてずパスをテンポ良く回す。ゲームの流れを掌握すると、63分には待望の追加点を決める。ペナルティエリアすぐ外からグスタボがミドルシュートを打つと、ブッフォンが弾いたボールを拾ったマンツキッチが、冷静にゴール前でフリーのミュラーにパス。これをミュラーが決めて2-0と点差を広げた。1点でも返しておきたいユベントスだが、なかなか思い通りにボールを運べない。結局最後までバイエルンが集中力を切らさずに、無失点で貴重な勝利を挙げた。

試合後、ハインケス監督は「最初からうまく試合に入り、早々に先取点を挙げることができた。難しい時間帯もあったが、思い通りに試合を進められた。今日も素晴らしいサッカーを披露し、闘争心も、試合に向けての心構えもパーフェクトだった。2-0はいい結果だといえる。しかしユベントスは手強いチーム。まだまだ厳しい闘いが待っている」と、満足そうに振り返りながら、次戦に向けて気を引き締めていた。

なお、負傷退場したクロースは右股関節付近の筋肉を痛め、6週間の離脱を余儀なくされると、試合後にクラブが発表した。

第2戦は4月10日、ユベントスの本拠地トリノで行われる。