バイエルンはピサロ(中央)の4ゴールなどで大勝
バイエルンはピサロ(中央)の4ゴールなどで大勝

バイエルン大爆発

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9発圧勝も最速Vはお預け

バイエルン 9―2 ハンブルガーSV

ブンデスリーガ第27節は3月30日、各地で7試合が行われた。史上最速∨が期待されたバイエルンだったが、先立って行われた試合でドルトムントシュトゥットガルトを下したため、その時点で記録更新はお預けとなった。しかしその憂さを晴らすかのように攻撃陣が大爆発、ホームでハンブルガーSVから9点を奪うと、圧倒的勝利を飾った。



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試合は序盤からバイエルンが主導権を握り、開始早々5分にシャキリのゴールで先制する。対するハンブルクも孫(ソン)が17分にシュートを放つなど反撃を試みるが、19分にはシュバインシュタイガーが決めてバイエルンが追加点、ここから怒涛のゴールラッシュが始まる。まずは30分、ピサロがゴールすると3-0。33分にはロッベンが右隅に決めてさらに点差を広げる。前半終了間際の45分には再びピサロがゴールし、前半だけで5-0と試合の行方は完全に決まった。

後半に入ってもバイエルンの勢いは止まらない。53分、またもやピサロがロッベンのアシストからゴールを決めると、直後の54分、今度はロッベン自ら、GKの頭をふわりと越える技ありのループシュートで追加点。バイエルンは61分、ラームに代えてラフィーニャを、64分、65分にはそれぞれロッベン、シャキリの代えてミュラー、リベリを投入する。68分にピサロがこの日4点目を決めると8-0となるが、ハンブルクはブルマが意地の1点を返す。しかし76分には途中出場のリベリが9点目を押し込む。86分に2点目を入れたハンブルクだが、最強軍団の前に手も足も出ず。バイエルンが9-2のハイスコアで危なげなく勝利をものにした。