フランクフルトは7戦ぶり白星狙う

ブンデスリーガ第27節は3月31日、次の2戦で幕を閉じる。

ウォルフスブルク 対 ニュルンベルク



日本代表MFが所属するウォルフスブルクは第26節を終え13位。後半戦からチームの指揮を執るヘッキング監督は、昨年12月まで今回の対戦相手であるニュルンベルクの監督を務めていたという背景がある。古巣を相手に、勝ちたい気持ちは一入だろう。

ヘッキング監督のウォルフスブルクでの戦績は、9試合をこなして3勝3敗3分。後半戦だけを見れば、順位は10だ。前半戦を終えての順位が15位だったので、チームは上昇傾向にあると言える。

主力ではMF(靭帯損傷)の欠場が確実。腹筋の張りを訴えているMFが出場不可能となれば、長谷部のボランチでの出場が実現しそう。右サイドバックで先発の可能性も十分にある。

対する日本代表MFとMFが所属するニュルンベルクは、後半戦に期間を限定すれば4位。前半戦終了時の順位が14位だったため、ヘッキング監督が去ってから急上昇したことになる。後半戦で敗れたのは第19節のドルトムント戦の1試合のみで、そこからは3勝4分の7戦負けなしだ。前監督が率いるチームとの対戦に、選手一同が気持ちを前面に出して臨むことが予想される。

ウィージンガー監督は「ヘッキング監督との再会を楽しみにしている。彼は尊敬する同僚であり、多くの勝利を収めてほしい。しかし、ニュルンベルクとの対戦以外でね」と31日の対戦を心待ちにしている様子を見せ、「勝ち点を取りにいく。ウォルフスブルクもうちが手強い相手であることはわかっているはず」と自信を示した。

現時点では主力に新たな欠場者は出ておらず、ここ数試合と同様の先発メンバーが組まれることになりそうだ。清武はここ2試合でいずれも得点に絡んでおり、個人成績を4得点8アシストに伸ばしている。さらに、2戦連続で得点しているエスワインの活躍にも期待がかかる。

フュルト 対 フランクフルト



日本代表MFが所属するアイントラハト・フランクフルトは敵地フュルトで7戦ぶりの白星を狙う。前節では惜敗を喫したものの、5試合続いた無得点には終止符を打った。最下位との対戦となるこの試合では、きっちり勝ち点3をものにして復調のきっかけとしたい。

現在の順位は、来季で欧州チャンピオンズリーグの予選出場権が得られる4位。快進撃という表現が当てはまった前半戦とは対照的な後半戦を送りながらも、順位は維持している。だた、確実にライバルとの差は縮まった。8位ハンブルガーSVまでの計4チームが勝ち点差1以内で猛追している。

勝ち点40というシーズン目標もそろそろ達成したい。第21節ニュルンベルク戦での引き分けで勝ち点を37として以来、しばらく時間が経過している。

フェー監督は「難しい試合になることは分かっている。だが、上位に食い込むためには、アウェーのフュルト戦でも勝ち点をもぎ取らなければならない。勝ち点3が必須であり、勝利を目指して戦う」と敵地での勝ち点3獲得に意欲を示した。

主力では左手を骨折したGKの欠場が確実。代役は今季これまで出場機会がなかったベテランのニコロフが務めることになるだろう。これまで5得点4アシストの乾は、左MFもしくはFWでの先発が予想される。

一方、フュルトはフランクフルトと同じく今季昇格を果たしたチームでありながら、対照的なシーズンを送っている。第25節では残留争いのライバルであるホッフェンハイムとの直接対決で完敗。残留からまたしても大きく一歩遠のいた。前節ブレーメン戦では善戦の末に勝ち点1を獲得したが、2部との入れ替え戦に回る16位アウクスブルクとの勝ち点差は9まで広がっている。

前節から指揮を執るのは、昨年末に暫定監督として宇佐美貴史のホッフェンハイムを率いた経験もあるクラーマー氏だ。その采配にも注目したい。