レーバークーゼン前マネージャーの試合予想

【bundesliga.de 編集部】 前半戦では予想外の結果となったバイエルン対レーバークーゼン。開幕から連勝街道まっしぐらのバイエルンは第9節、本拠地にレーバークーゼンを迎えた。レーバークーゼンはここ20年以上にわたってミュンヘンで白星がなかったため、バイエルンが圧倒的に有利との声が大きかった。しかしふたを開けてみれば、戦術的なプレーで健闘。運も味方に付けて、レーバークーゼンが2-1で勝利を収めた。

16日(18時より)に行われる第26節では、バイアレーナに場所を移して再びこの対戦が実現する。再び白熱の一戦が期待されるこの顔合わせを前に、レーバークーゼン前マネージャーのカルムント氏が、クラブの内情や、バイエルン相手に勝ち点を獲得する必要性などについてbundesliga.deに語った。


bundesliga.de レーバークーゼン対バイエルンという大一番が近付いていますが、試合当日はどこで観戦されますか。

ライナー・カルムント氏 スタジアムで。可能な限り、レーバークーゼンの試合は、これまでのようにスタジアムで観戦するようにしている。今回のようなビッグマッチには、もちろん足を運ぶつもりだ。

bundesliga.de レーバークーゼンは前半戦では敵地でバイエルンを下し、後半戦に入ってからここまでホームではまだ1敗です。バイアレーナでもバイエルンに痛手を負わせることができるでしょうか。

カルムント氏 ここ数年のレーバークーゼン対バイエルンは、いつも手に汗握る展開となっている。特に1999年から2000年にかけ、レーバークーゼンとバイエルンが勝ち点で並び、わずか勝ち点1もしくは得失点差でバイエルンが優勝を手にしたことがあった。あのときには、オリバー・カーンという有能なキーパーの存在が、最終的な勝敗を分けている。当時はレーバークーゼンの方がいいプレーをしていたが、守護神カーンの存在はとにかく絶対的だった。あの頃のバイエルンは、今ほど圧倒的ではなかったが、現在は両チームを比較するのはそう簡単ではない。今日のバイエルンは、経営面も含めてドイツサッカーの代名詞のような存在。個人的には、世界でも3本の指に入ると思っている。

bundesliga.de これから数年連続で、バイエルンがリーグ優勝を果たしそうな口調ですが。

カルムント氏 (ルディ・)フェラー・スポーツディレクターが「バイエルンがシーズンを通してぱっとしないときしか、(他のチームは)ブンデスリーガ優勝のチャンスはない」と話していたが、確かにもっともな意見だと思う。ただ、その他のチームは常に神経を張り巡らせ、チャンスが巡ってきたらそれを活かさなければならない。今シーズンはすでに、バイエルンと後続チームとの間に大差が開いている。ブンデスリーガ史上初めて、イースター期間中に優勝の行方が決まる可能性も大いにある。今年のイースターは通年より早く、3月下旬となっているが、十分あり得ることだ。

bundesliga.de バイエルンはチャンピオンズリーグ(CL)でも8強進出を果たしていますが、このために消化試合が増え、レーバークーゼンに有利となるでしょうか。

カルムント氏 バイエルンはローテーションが上手く、体力を消耗するということはあまりないだろう。(複数の大会に出場していれば)やはり、集中力と神経は使うが。とにかく、どれだけ今のバイエルンが優位であろうと、レーバークーゼン戦は簡単な試合にはならないだろう。それは向こうも承知しているはずだ。それに、こういった大一番では、直前の試合などはあまり関係ない。

bundesliga.de レーバークーゼンの現状はどんな感じですか。

カルムント氏 何がなんでも勝ち点が必要だ。シャルケとの差が勝ち点6までに縮まっており、まだ敵地でのシャルケ戦も控えている。バイエルンに勝っても3点しか獲得できないのは事実だが、バイエルンを倒すか、最低でも引き分ければ、チームに勢いがつく。後半戦に入ってから、バイアレーナではまだ1敗しかしておらず、また予想外の結果を出す可能性だってある。それに、唯一敗戦を喫したドルトムント戦でも、相手が運に恵まれていたと言える展開だった(今季第20節、3-2でドルトムントが辛勝)。

bundesliga.de この一戦で勝利を収めることができれば、目標のCL本戦出場がさらに現実味を帯びてきますが。

カルムント氏 (勝ち点6の)現在のリードはこのまま維持していかなければ。シーズンを3位以内で終えることができれば、そのときになって初めてお祭り騒ぎができるというもの。そうなれば、今季の成績には十分満足できる。むしろ、それ以上は実現不可能だ。2位か3位であれば、目標達成もいいとこだろう。

bundesliga.de 優勝確実と見られているバイエルンについて、一言お願いします。

カルムント氏 今季のバイエルンは本当に優勝に値するチーム。特に、ヘーネス会長にとっては、これが現役時代と役員就任後合わせて50個目のタイトルとなる。そんな会長のためにも、バイエルンが優勝すれば心から祝福するよ。そんな大台を達成する人物は、今後もう出てこないだろう。


聞き手:Markus Wittbusch(マークス・ビットブッシュ)