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「これはチャンピオンズリーグ。アーセナルはどこかのクラブではない」と語るハインケス監督
「これはチャンピオンズリーグ。アーセナルはどこかのクラブではない」と語るハインケス監督

バイエルン

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CL決勝トーナメント2回戦

予想先発

欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦は、12日と13日に各地で行われ、8強が出揃う。バイエルン・ミュンヘンは準々決勝進出をかけ、13日にホームのアリアンツ・アレーナで、ドイツ代表FWポドルスキ、同DFメアテスアッカーが所属するアーセナル(イングランド)と対戦する。

2月19日に行われた第1戦では、バイエルンが敵地ロンドンでアーセナルを粉砕。前半のうちに2-0とリードを奪い、最終的に3-1で圧倒してCL8強入りに王手をかけた。本拠地での第2戦でも順当に白星を飾り、準々決勝に駒を進めたいところだ。

試合前日の記者会見で、キャプテンのラームは「どの選手も、この大会のタイトルを勝ち取りたいと思っている。大きな夢だ。でも僕らは勝ち残りを決めたわけではない。どんな試合にも、真剣に取り組まなければならないんだ。0-0から始まるつもりで、しっかり集中しなければ」と話した。ハインケス監督も「ロンドンでは確かにうまくいった。しかしこれはチャンピオンズリーグで、アーセナルはどこかのクラブではない」と、最大限の注意を払っている。

その意味では、ブンデスリーガ第25節で今季昇格組のデュッセルドルフ相手に予想外の苦戦を強いられたのは、バイエルンにとって良かったのかもしれない。ラームは「デュッセルドルフ戦のように最初の数分間、ぼーっとしてしまってはならない」と振り返っている。

そのデュッセルドルフ戦で活躍したフランス代表MFリベリは、足関節の外側側副靭帯を伸ばし、今回の対アーセナル欠場が決まっている。当日は代わりに、オランダ代表MFロッベンが先発起用される見込みとなっている。デュッセルドルフ戦では温存されたロッベンだが、ふくらはぎの怪我はすでに完治しており、出場には問題ないとのこと。また、DFボアテングに加え、第1戦で3枚目のイエローカードを受けたMFシュバインシュタイガーも第2戦では出場停止となっているが、ハインケス監督の口調からは、MFグスタボがその代役を務めることになりそうだ。

敵地で番狂わせを狙うアーセナルはこの試合、3日のリーグ戦(対トッテナム、1-2)以来、10日ぶりの公式戦となる。ホームで行われた第1戦を落としているため、バイエルン有利との見方が大半だが、昨季CL決勝トーナメント1回戦第1戦の対ACミランで0-4と完敗した後、本拠地での第2戦では3-0の大勝を収めたこともある。逆にバイエルンは、2年前のアウェーで行われたCL決勝トーナメント2回戦第1戦対インテル・ミランに1-0で勝利しながら、ホームでの第2戦は2-3で落とした苦い思い出がある。

アーセナルは主力のウィルシャー、サーニャ、ポドルスキの3人が欠場するが、ベンゲル監督は、「ミュンヘンでも(当時と)同じようなスコアをたたき出すことができると信じている。我々は皆、それができると信じなければならない。不可能を可能にしてみせる」と、まだベスト8進出の望みを捨てていない。後半戦開幕から非常に安定しているバイエルンが、順当に準々決勝進出を決められるかに注目が集まる。



バイエルン:GKノイアー - ラーム、ファンボイテン、ダンテ、アラバ - マルティネス、グスタボ - ミュラー、クロース、ロッベン - マンツキッチ

アーセナル:GKシュチェスニー - ジェンキンソン、メアテスアッカー、コシールニー、ヴェルメーレン - ディアビ、アルテタ - ウォルコット、ロシツキ、カソルラ - ジルー