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前半戦の第8節では先発起用された内田篤人
前半戦の第8節では先発起用された内田篤人

白熱のダービー戦

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第25節 シャルケ対ドルトムント

ブンデスリーガ第25節2日目は各地で全6試合が行われ、日本代表MFの所属するシャルケは本拠地に昨季2冠王者のドルトムントを迎える。肉離れのリハビリに励む内田がこの試合に出場するかは定かではない。


第24節ではウォルフスブルクを4-1で下し、2連勝したシャルケ。この3試合で4位までの勝ち点差を8から2に縮めることに成功し、ようやく長いトンネルの向こうに光が見えてきたところだ。その状況下で今節はホームで宿敵ドルトムントを迎え撃つ。

ルールダービーとも呼ばれ白熱の展開が期待されるこの対戦カードでは、これまでドルトムントが29勝と、28勝のシャルケを一歩リード。また、5日には15年ぶりにチャンピオンズリーグでベスト8進出、を果たしていることもあり、勢いにも乗っている。だが、シャルケの本拠地で行われた最近の2試合はともにドルトムントが制しているものの、ドルトムントがアウェーで3回連続ダービー戦をものにしたのは1960年代にまでさかのぼる。両チーム共に今回の対戦で勝利を収め、勝ち点3獲得を目指しており、ダービー戦独特の熱狂的な雰囲気の中で白熱した試合が予想される。

シャルケでは、前節初めて1試合2ゴールを決め、このダービーに出場すればブンデスリーガ通算100試合目というMFドラクスラーの活躍、そして今季不調のFWフンテラーの奮起が期待されている。また、ドルトムントではこのところブンデスリーガ6試合連続でゴールを決めているFWレバンドフスキに注目が集まる。

2月初旬の日本代表戦で再び肉離れを負った内田は、5日にランニングを開始。さらにDFフックス、MFモーリッツも練習を再開しており、ケラー監督も「内田、フックス、モーリッツはいい印象をもたらしている」とコメント。シャルケ側で欠場が確定しているのはMFジョーンズ(出場停止)、MFアフェライ(筋断裂)、DFパパドプロス、FWマリカ、GKウナーシュタル(共に膝の手術後のリハビリ)ら5選手となった。

ケラー監督は「これよりすごいダービーというのは存在しない。選手はどんな試合に対してもモチベーションをもっているが、この試合に対するモチベーションは計り知れない。とくにこの地方で育った選手にとってはね。われわれの誰もがこの試合における意味をよくわかっている。勝ち点3を手にして、今シーズン2度目のダービー勝利をファンと一緒に喜び合いたい。」と話した。

対するドルトムント側も主将のMFケールとMFベンダーの出場が危ぶまれている。クロップ監督は両選手が間に合うかどうかについて明言を避けているが、どちらも出場が無理な場合にはMFシャヒンが起用されるだろう。DFフメルスはインフルエンザから練習に復帰しており、ダービー戦には間に合う見込みだ。

クロップ監督は「すべてのダービーの母体だ。ブンデスリーガの中で最もスペシャルな試合だといえる。ホームでの試合ではただ負けただけではなく、悪いプレーをしてしまった。シャルケは調子を取り戻していている。強力なシャルケ攻撃陣にスペースを与えないことが大切だ」と話していた。