シュトゥットガルト本拠で敗戦

ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦第1戦は7日に各地で行われた。

日本代表DFと同FWのシュトゥットガルトは7日、本拠地にラツィオ(イタリア)を迎え、0-2で敗れた。序盤攻勢に出たシュトゥットガルトだったが、21分ラツィオはエデルソンのゴールで先制。シュトゥットガルトは後半にもゴールを許し、第2戦に向けて非常に厳しい状況となった。酒井は右サイドバックとして、岡崎は右サイドハーフとしてともに先発フル出場した。

第2戦は3月14日にローマで行われる。

シュトゥットガルト 0 - 2 ラツィオ

シュトゥットガルトはリーグ戦前節のレーバークーゼン戦から出場停止のFWイビシェビッチに代わりマケダ、さらにホルツハウザーに代わりマクシム、ハーニクに代わり岡崎が起用された。マケダ、マクシムはシュトゥットガルトで初先発。システムは4-2-3-1。マクシムはトップ下、岡崎は右サイドハーフ、マケダはワントップに入った。一方のラツィオは4-4-2システム。2トップには本戦で6試合に出場し5ゴールを決めているFWコザークとエデルソンが入った。

最初のチャンスは序盤から攻勢に出ていたシュトゥットガルト。9分、左サイド深いところでタスキからのロングパスを受けたゲントナーからトラオレへ短いパス。トラオレが左足でミドルシュートを放ったがゴール上に外れた。16分にもビックチャンス。酒井のスローイングをゲントナーがダイレクトでセンタリングすると、このボールに飛び込んだ岡崎の強烈なヘディングシュートがゴールを襲ったが、GKがファインセーブでCKへ逃れた。

ここまでいい調子で試合を運んでいたシュトゥットガルトだが、先制点はラツィオに。21分、ボカのクリアボールがラツィオ選手に当たり、このこぼれ玉を拾ったエデルソンが上手く体を使った反転から左足のミドルシュートを決めた。

1点を追うシュトゥットガルトだが、初先発のマクシムが時折スピードに乗ったドリブルでアクセントを加える以外全体的に攻撃のバリエーションが乏しく、なかなかゴール前にボールを運べない。それでも40分、ゲントナーの左サイドからの右足クロスを岡崎が相手DFと競り合いながら頭で合わせるが、シュートはゴールわずか左に外れた。

シュトゥットガルトのラバディア監督は55分にボランチのクビストに代えて、ハーニクを起用。早い段階で2トップにシフトし1点を狙いにいくが、その直後の56分にラツィオMFオナジにハーフェーラインからドリブル突破を許し、そのままオナジがゴールキーパーの肩口を抜くシュートを決めた。

1点でも返したいシュトゥットガルトは63分に岡崎が、ボカのパスを反転しながら右足でちょんと浮かし、相手DFに体を預けながらボレーシュートにいくが、これもわずかにゴール右に外れた。シュトゥットガルトは単調な攻撃に終始し、最後までラツィオゴールをこじ開けることができなかった。

惜しいシュートを3本放つなど奮闘していた岡崎は、試合後「相手が強いという感覚はなかったんですけど、要所要所決めてきて、試合巧者というか、コントロールされて負けたという感じ。ここまでELで勝ち残ってきたけど、これが俺らの実力かなと。今まででパス回しとか一番いい距離感だったなという感覚はあったんですけど、アレックス(マクシム)が交代してからまた上手くいかなくなってしまった。残念ですね。でも次のアウェーで最初に1点取ればまだだま可能性はあるかなという気はします」と試合を振り返っていた。単純なパスミスをしたり、なかなかオーバーラップのタイミングをつかめないなど苦戦していた酒井は「今日はチームをどうこう言うより、自分自身のことで精一杯だった。うまく試合に入っていくことができなかった。(第2戦に向けて)2-0で延長に持ち込むことができれば」と話していた。