バイエルン相手に0-1で惜敗

ホッフェンハイム 0-1 バイエルン



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日本代表MF宇佐美貴史が所属する17位ホッフェンハイムは本拠地で首位を独走するバイエルンと対戦し、0-1で敗れた。

優勝まっしぐらのバイエルンと不調から抜け出せないホッフェンハイムという対照的な2チームの対戦となったこの一戦。ホッフェンハイムが予想以上の善戦で食い下がったが、やはりバイエルンの壁は高く、ミスから浴びた1失点に泣く形で惜敗を喫した。宇佐美は4-2-3-1の左MFで先発し、前半のみプレーした。

この勝利でバイエルンは後半戦開幕から7連勝を達成。これで昨季ドルトムントが打ち立てた記録にならぶ同時に、アウェーでは今季11勝目を挙げ、リーグ記録に並ぶとともにクラブ新記録を打ち立てた。ホッフェンハイムは2部との入れ替え戦に回る16位アウクスブルクとの勝ち点差が5に広がった。

ホッフェンハイムは、今季2位以下の追随を許さない圧倒的な強さを誇るバイエルンとの一戦に臨むに当たり、DFベックとMFポランスキが出場停止、さらにDFデルピエールが脛の負傷、と主力3人を欠く苦しい条件下での戦いを強いられた。代わって最終ラインに入ったのはDFオックスとDFベスターガード。中盤の穴はDFシュレックが埋めた。

対するバイエルンは主力を温存。GKノイアー、MFクロース、FWマンツキッチの3人に代わり、GKシュターケ、MFシャキリ、FWゴメスが先発入りした。

序盤、圧倒的不利と見られたホッフェンハイムが気迫のプレーで善戦。バイエルンに引けを取らない攻撃で、積極果敢にゴールを狙った。最初の好機は14分、ゴール前を越えてきたクロスにMFウィリアムスがボレーで合わせ、ゴールのわずか右に外れる惜しいシュートを放った。さらにその2分後、宇佐美が左サイドをドリブルで切り裂き、ゴール前のFWデカマルゴに見事なパス。デカマルゴがGKシュターケをワントラップで交わし、残るはシュートのみという好機に。しかし、ここは間一髪でシュート前にクリアされた。

期待以上のパフォーマンスに本拠地ラインネッカー・アレーナも沸く。しかし、このままでは終わらないのがバイエルン。38分、DFボアテングがインターセプトから絶妙なロングボールを前線に送り込むと、MFリベリがヘディングで折り返して、最後はが押し込んだ。1つのミスが致命的になるというバイエルンとの戦いを象徴するかのような場面だった。

後半、1点を追うホッフェンハイムは宇佐美に代わって、MFフィルミーノを投入。前半同様、互角の戦いが繰り広げられた。しかし、堅いバイエルンの守備を前にホッフェンハイムはどうしても決定機を作ることが出来ず。逆にバイエルンは70分、75分にいずれもポストに阻まれるという不運に見舞われたものの、MFがフリーキックから直接ゴールを狙った。

大いに攻撃の起点となっていたものの、前半のみの出場となった宇佐美は試合後、「ボールロストもあまりなかったし全然できる感じはあった。後半は相手も足が止まると思ってたし、その中で更にボールを受ければ絶対何かできると思いながら、かなり高いモチベーションを持って後半に入った。点差もあまりなかったし、(という状況)での交代だったのでどうしようもない。その時点で代えられたら」と不本意なタイミングでの途中交代を悔しがった。



デュッセルドルフ 1-1 マインツ



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FWの所属するデュッセルドルフがホームに上位のマインツを迎えた一戦は1対1の引き分けに終わり、この日監督としてブンデスリーガ50試合目のマイヤー監督に勝利をプレゼントすることはできなかった。大前はベンチ入りしたが出場機会を得ることはできなかった。

前半はここ最近ホーム6試合で5勝のデュッセルドルフが攻勢に出て、6分には早くもマインツDFスベンソンのオウンゴールで幸先よく先制。2月26日にDFB杯準々決勝でフライブルクを相手に120分間の激闘を繰り広げたマインツからはさすがに疲れの色が見て取れ、ほとんど効果的な攻撃を繰り出すことができない。そんなマインツを相手にデュッセルドルフは積極的な守備で相手の攻撃を分断すると、29分にはMFがゴールポスト直撃のシュートを放つなどうまく試合をコントロールできていた。

しかし41分、マインツはこの日公式戦31試合15ゴールのエースFWソロイに代わりスタメン出場のが同点ゴールで試合を振り出しに戻した。このゴールは1部ブンデスリーガ1765日ぶりの先発出場となったクラスニッチにとって、ブンデスリーガ通算50ゴール目のメモリアル弾だった。クラスニッチのブンデスリーガでのゴールはブレーメン時代の2008年5月10日ハノーファー戦以来のものだった。

次節で現在ブンデスリーガで首位を独走中のバイエルンとの試合が待っているだけに、デュッセルドルフはこの日動きに精彩を欠くマインツを相手になんとか勝ち点3が欲しいところだった。60分には冬に新加入のMFがブンデスリーガデビューを飾ったが、ゴールへの推進力とはなりきれなかった。結局スコアはその後も動かずに引き分け。両チーム勝ち点1ずつを分け合う結果となった。

試合後マイヤー監督は「100パーセント満足というわけにはいかないが、最終的には勝ち点1に満足しなければならない試合だった。」と振り返り、マインツ監督のトゥヘル氏は「デュッセルドルフで試合をするだけでも難しいところを、こうした厳しい週に対戦することでより難しい試合となった」と話していた。