4試合連続で無得点

第24節は3月1日、日本代表MFのフランクフルトメンヘングラートバッハの一戦で幕を開けた。

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満員のスタジアムで行われた一戦は互角の戦いとなったが、コーナーキックから先制したメンヘングラートバッハが逃げ切りに成功。1-0で勝利し、5戦ぶりの白星を挙げた。フランクフルトは4試合続けて勝ちを逃がした。乾は左MFで先発し、後半からはツートップの一角へ。第11節のバイエルン戦以来、13試合ぶりとなるフル出場を果たした。

ここ最近勝ち星のない2チームの対戦となったこの試合。フランクフルトは乾が復帰し、前節フライブルク戦で採用した中盤にひし形を置く4-4-2の陣形から、お馴染みの4-2-3-1に戻して臨んだ。対するメンヘングラートバッハは足首を負傷中のアランゴが欠場し、前節ドルトムント戦で同点弾を決めた19歳アミン・ユネスが再び先発入り。

前半序盤、ややフランクフルトが優勢かという流れで試合が進む。しかし、メンヘングラートバッハの堅い守備に阻まれ好機を作れずにいると、カウンターから反撃を受ける。試合が動いたのは22分、メンヘングラートバッハのMFヘアマンが持ち前の俊足で右サイドを切り裂くと、ゴール前でフリーのMFユネスに絶妙なパス。ユネスのボレーシュートは、GKトラップが辛うじてゴール外に弾くも、このCKからFWがヘディングを決め、先制点を奪った。セットプレーから痛い失点を喫したフランクフルトは、負けじと攻撃の勢いを強める。34分にはFWラキッチがゴール前でボレーを放つチャンスに。しかし、このシュートはディフェンダーに間一髪ブロックされ、得点するには至らなかった。

後半、1点を追うフランクフルトはラキッチに代えてDFツェロッツィを投入。中盤にひし形を置く4-4-2に布陣を代えて、巻き返しを図った。ツートップの一角に入った乾は49分、カウンターのチャンスで相手ディフェンスライン裏に飛び出てスルーパスを受ける。しかし、ペナルティエリア手前まで運んで放ったシュートはクロスバー上方に。決定的なチャンスを逃がした。フランクフルトは73分にアイクナー、89分にはマイヤーがゴール正面からのヘディングでゴールに迫ったが、あと一歩のところで及ばず。0-1のまま試合は終了した。


試合後、乾は「(チャンスは)決めなきゃいけなかった。チームに迷惑をかけた」と悔しそうな表情を見せ、「(シュートまで行くときの)形は悪くなかった。まあ続けて行けばいいかなと思う」と前を向いた。