EL決勝T ハノーファーも敗戦

欧州リーグ決勝トーナメント1回戦第1戦は14日、欧州各地で行われ、ブンデスリーガの4チームが登場した。

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レーバークーゼン 対 ベンフィカ(ポルトガル)

日本代表MF細貝萌のレーバークーゼンはホームでベンフィカに0-1で敗れ、16強入りの見通しは厳しくなった。細貝は右サイドバックで先発し、82分に交代した。

レーバークーゼンはメンバーをブンデスリーガの前節から3人変更。ベーニシュ、カルバハル、サムに代えてカドレツ、細貝、ヘーゲラーが先発という布陣で試合に臨んだ。雪が降りしきる氷点下の寒さの中、前半はレーバークーゼンにはほとんど好機のないまま、0-0で折り返した。61分、ベンフィカのカウンター攻撃からオスカーカルドーソにゴールを決められ先制を許すと、レーバークーゼンは反撃に出るが相手の堅守を崩せず、得点できないまま試合は終了。主力温存による打開力不足も露呈した。

レーバークーゼンのレバンドフスキ監督は、試合後の会見で次のように語った。

「引き分けだったら妥当と言えるような内容だったと思う。しかしこういう試合で負けるのには、論理的な理由がある。うちは最近の試合(リーグ戦)で、勝ち試合を引き分けている。そうすると(今夜のように)引き分けに持ち込める試合が、今度は負け試合になってしまう。(攻撃の)最後に決められるかどうか、というところで、決められない。好機があったのに決められず、逆にカウンターを食らい、先制されてしまった。

選手の誰かを指して批判しているのではない。うちは常に、チーム全体の問題。きょうの結果が、現在のチーム状況を顕著に表している。いい加減に、この悪い状況から脱出しないといけない。16日のアウクスブルク戦(ブンデスリーガ第22節)ではそれをやってのけないといけない。

試合は、非常にやりにくい試合だった。相手にプレスをかけないといけない反面、相手のカウンターが脅威だった。ベンフィカのカウンターは技術もスピードも非常に高いレベルだった。そういう意味では、(うちは失点1に抑えて)それなりにうまくやれたと思う」

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アンジ(ロシア) 対 ハノーファー

日本代表DF酒井宏樹の所属するはアンジとアウェーで対戦し、1-3で敗れた。これによって決勝トーナメント1回戦敗退の可能性が大きくなった。酒井はベンチ入りしたが出場機会はなかった。

ハノーファーは22分、ジュフのクロスからフスティがゴールを決め先制。しかし34分にエトーに同点ゴールを許すと、48分にアフメドフに決められ逆転され、さらに64分にもダメ押しゴールを入れられた。昨年の準々決勝進出より上を目指していたハノーファーだが、厳しい状況に追い込まれた。


メンヘングラートバッハ 対 ラツィオ(イタリア)

メンヘングラートバッハは前半17分、PKを獲得するとシュトランツルがこれを決めて先制する。ラツィオは25分、31分と続けてチャンスをつくりだすが、得点には結びつかず、グラートバッハの1点リードで後半を迎える。しかし57分に同点ゴールを許すと、64分には逆転されてしまう。ラツィオは69分、ディアスが2枚目のイエローカードで退場し、1人少ない10人になる。数的有利を生かしたグラートバッハは84分、マークスのゴールで同点に追いつく。さらに88分にはアランゴが逆転ゴールを決めると、そのまま逃げ切るかと思われたが、後半ロスタイムにまさかの同点弾を喫し、3-3で引き分けた。