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前半戦のブレーメン戦で岡崎はトップ下で先発し、81分までプレー。試合は2-2の引き分けで終了した
前半戦のブレーメン戦で岡崎はトップ下で先発し、81分までプレー。試合は2-2の引き分けで終了した

シュトゥットガルト

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9日(土)の試合のみどころ

第21節の9日は、日本代表DFの所属するシャルケが、首位を独走するバイエルンに敵地で挑むほか、日本代表MFのフランクフルトと同MFのニュルンベルクの一戦では、両選手が同サイドでマッチアップする可能性が高く、見どころ満載。


バイエルン-シャルケ戦の見どころへ

フランクフルト-ニュルンベルク戦の見どころへ


シュトゥットガルト 対 ブレーメン

日本代表FW岡崎慎司と同DF酒井高徳の所属するシュトゥットガルトブレーメンの一戦は、勝ち点(25点)で並ぶ2チームの対決。前半戦の同カードは2-2の引き分けに終わったが、2人の退場者を出す加熱した内容となった。

現在、シュトゥットガルトは後半戦3連敗。クラブ幹部は冷静な姿勢を貫いているが、下位との差は急激に縮まっており、大きなプレッシャーがかかっていることは否めない。累積警告で前節欠場したハーニクの出場停止が解けるのは明るいニュース。代表招集でコンディションが懸念される岡崎と酒井高の両者に関しては、ラバディア監督は練習の様子を最後まで見た上で起用を決めると発表している。冬季中断期間と出場停止が重なり、前節での復帰まで約1か月半実践から離れていた酒井高は、試合後に「試合勘」の欠如を口にした。岡崎は代表戦で2得点しており、ゴールの感覚という点ではいい状態にあるはずだ。

対するブレーメンは前節ハノーファー戦で後半戦初勝利を収め、連敗を2で止めた。FWペーターセンは前節でブンデスリーガでは自身初となる1試合2得点を記録。今季9得点の同選手と10得点のFWイビシェビッチの対決は見どころの一つだ。ブレーメンにとって一つ懸念材料となるデータは、2011年11月から1年以上、連勝していないこと。確かに今季も安定性のなさが弱点となっている。この悪い流れを断ち切ることができなければ、今回はシュトゥットガルトに苦境脱却の手がかりを与えることになる。



ハノーファー 対 ホッフェンハイム

日本代表DF酒井宏樹ハノーファーとMF宇佐美貴史ホッフェンハイムは、それぞれ39点と44点でリーグで最も失点の多い2チーム。前半戦の同カードでは、ホッフェンハイムが3-1で逆転勝利を収め、今季初白星を飾った。

ハノーファーは今季獲得した勝ち点延べ26のうち20を本拠地で積み上げており、ホームでの強さが際立つチームだ。主力で故障中のDFチェルンドロ、DFエギマン、MFシュティンドルに加え、今冬加入のDFポコニョーリが出場停止で欠場するのは、スロムカ監督も頭を悩ませるところ。右サイドバックの米国代表DFチェルンドロの長期離脱により、酒井宏にも出場機会が訪れたかに思われたが、ホッフェンハイム戦でもチェルンドロの代役はチャヘトが務めるという見方が強い。スロムカ監督は7日の記者会見で「上位グループとの勝ち点差は大きくない。食らいついていくためには、今回勝つことが絶対条件だ」と、攻めの姿勢を見せた。

対するホッフェンハイムは成績不振のどん底にあったが、前節フライブルク戦で10試合ぶりとなる待望の白星をつかみとった。しかし、1部残留が確実となる15位ウォルフスブルクとは勝ち点差が既に7まで広がっており、巻き返すには中期的に勝ち点を積み上げていかねばならない。前節での勝利を契機に上昇機運に乗りたいところ。FWデカマルゴやGKゴメスら今冬加入の選手および後半戦で既に3得点している好調MFフォラントの活躍に期待がかかる。宇佐美はクアツ監督の新体制では3試合連続で先発入りしており、うち2試合ではフル出場を果たしている。本節でも先発することが予想され、定位置獲得に向けて邁進しているが、本人は前節終了後「攻撃での良さがあまり出せてないので、そこは葛藤してる」と悔しさを口にした。攻撃でどれだけ存在感を出せるかに注目だ。クアツ監督は7日の記者会見で「確かに勝利が何ものにも代え難いのは、前節のあと誰もが感じたと思う。しかし、重要なのは今後もこのパフォーマンスを継続していくこと」と身を引き締めた。



メンヘングラートバッハ 対 レーバークーゼン

メンヘングラートバッハと日本代表MF細貝萌の所属するレーバークーゼンは両チームとも前節で敗戦を喫した。前半戦の同カードは1-1で決着がつかなかった。

メンヘングラートバッハは前節ニュルンベルクでの敗戦でリーグ7戦無敗のいい流れが断ち切られた。レーバークーゼン相手には、1989年2月以来20年以上、本拠地で勝利がない。しかしFWヘアマンは対レーバークーゼンでは4試合4得点という好成績を残しており、今回も活躍に期待がかかる。

レーバークーゼンは前節、2位と3位の直接対決となったドルトムント戦に本拠地で敗れ、順位の逆転を許した。これは本拠地では今季初黒星となった。本節では今季好調のレーバークーゼンが優勢と見られるが、前半戦後半から得点王ランキング首位を守っていたFWキースリングは直近2試合で無得点、さらに体調を崩した主力のMFライナーツとMFロルフェスが欠場することになれば、展望は悪くなる。細貝は後半戦は第18節試合終了間際からの途中出場にとどまっている。今回もベンチスタートで出場機会をうかがうことになるだろう。



フュルト 対 ウォルフスブルク

最下位フュルトと日本代表MF長谷部誠の所属するウォルフスブルクによる一戦。前半戦での同カードは1対1の引き分けに終わった。

フュルトは前節シャルケ戦で試合終了間際に得点し、劇的逆転勝利を果たした。これが今季2勝目となったが、本拠地ではまだ1勝もできていない。対するウォルフスブルクは前節、下位アウクスブルク相手に勝ち点3を取り逃し、なかなか上昇機運に乗れずにいる。長谷部はディーター・ヘッキング監督の指揮下では、第18節と第20節で後半中盤からの出場にとどまっている。今回は6日の代表戦の影響でチーム合流が他選手よりも遅れたこともあり、再びベンチから出場機会を待つことになるだろう。ヘッキング監督は「フュルトは1部残留を目指して、順位を上げるために死に物狂いで挑んでくるだろう。本拠地で念願の勝利をつかみたい気持ちも力になるはずだ」と警戒を示した。



ドルトムント 対 ハンブルク

ドルトムントは前節でレーバークーゼンを破り、7試合ぶりに2位に返り咲いた。リーグでは4連勝と好調。敵地で挑むハンブルク前半戦の対戦ではMFファンデアファートが2アシスト、FW孫(ソン)が2得点と大当たりし、当時31戦無敗で記録更新中だったドルトムントを破った。今回は主力のMFゲッツェ、MFロイス、DFシュメルツァー、DFピシュチェクらがベストコンディションではないと見られているが、それでも敵地で臨むハンブルガーSVの勝機は小さいだろう。