【デュッセルドルフ発・bundesliga.de 編集部】日本代表FWと同DFが所属するシュトゥットガルトは2日に行われた第20節デュッセルドルフ戦で1-3の敗戦を喫した。これで年明けの連敗は3に伸び、チームは泥沼にはまっている。

MFゲントナーは試合終了後、「後半戦が始まってからずっと不用意な失点が続いている。信じられない。下位との勝ち点差を保つには、これじゃあだめだ。今は上を見ている余裕はない」と憤りを隠せなかった。

後半戦の開幕当初、シュトゥットガルトは明るい空気に包まれていた。3人の選手が新加入したことに加え、難航したラバディア監督との契約延長がようやく成立したことが理由だ。しかし、その矢先に2点差で負ける試合が3試合続き、状況は一転。第20節では下位組が健闘したこともあり、下からの重圧が高まる結果となった。

ボビッチ・スポーツディレクター(SD)は、主力選手の致命的なミスの多さを問題視する報道陣からの質問に対して「まあまあ落ち着いてくださいよ。ボール支配率が高いからといって、それが必ずしも得点につながるわけではない。デュッセルドルフは低い位置に引いて守るのが得意なチーム。うちに足りなかったのは、それに対抗する想像性と決定力だ」と冷静な態度を貫いた。

デュッセルドルフ戦、ラバディア監督は岡崎、トラオレのMF2人を先発から外すなど、前節バイエルン戦から延べ5ポジションに変更を加えた。しかし、望まれた効果は現れず。これに関してボビッチSDは「試合後に先発メンバーの選択について議論するのは無意味だが、うちの11人はデュッセルドルフの11人よりも優れていた。今日は不用意なミスの連発が仇になって勝ち損ねたまで」とコメント。

9日のブレーメン戦を目前に、シュトゥットガルトには重圧がのしかかる。近年シュトゥットガルトは後半戦での成績向上が目覚しく、それがイメージとして定着しているチームだ。ゲントナーは「近年そうだったからといって今年も後半戦で調子が上がるとは限らない。ブレーメン戦は厳しい戦いになる」と慎重な考えを示しつつも、「絶対に勝ち点3を取らなくてはならない。まだ後半戦は始まったばかり。悲観的になっている場合ではない」と気を取り直した。

ボビッチSDは「現時点での順位は気にしていない。結果が出ない時期はここ数年で何度もあったが、苦境から抜け出す度に一段と強いチームへと成長してきた。するべきことは分かっている」と話し、5戦白星なしで出遅れた開幕から持ち直し、最高で6位まで順位を上げた前半戦同様の展開に期待をかけた。