今季前半戦ではMFフスティ(中央)の活躍でブレーメンを下しているハノーファー
今季前半戦ではMFフスティ(中央)の活躍でブレーメンを下しているハノーファー

毎回白熱の北ドイツ勢対決

xwhatsappmailcopy-link

1日のブレーメン対ハノーファー 見どころ

2月1日(金)20時30分から行われる第20節の初戦では、日本代表DFが所属する現在10位のハノーファーが敵地で12位のブレーメンに臨む。北ドイツに本拠地を構えるチーム同士の対決は、2002-03シーズンにハノーファーが1部昇格を果たして以来、1試合の平均得点数が4以上というゴールの多いカードだ。ここ最近の5試合ではハノーファーが4勝している。

ハノーファーのスロムカ監督は30日の記者会見で、アフリカ杯によるチーム離脱、負傷や出場停止などで10選手を欠くチーム事情を考慮してか「この試合の目標は勝ち点1を獲得すること」と述べた。主将の米国代表DFの復帰もさらに遅れているが、代役は酒井ではなく、年明けから3試合連続でチュニジア代表DF(29)になると見られている。「(酒井)宏樹はダイナミックなプレーを見せてくれる場面もあるが、まだまだ不安な面もある」と話したスロムカ監督は、より経験豊富なチャヘトに信頼を寄せているようだ。また攻撃陣ではセネガル代表FW、ノルウェー代表FWに加え、ハンガリー代表MFの活躍が期待されている。

一方のブレーメンは、今季本拠地ではトップ3チームにしか敗戦を喫していない。ただ、不安材料となるのは前節に一発退場となった、オーストリア代表FWの欠場。同選手が先発しなかった最近の12試合では、ブレーメンは白星を飾ることができていない。しかし副将のMF復帰という明るいニュースも。そのハントは、「勝利あるのみ。僕らは降格争いをするようなチームじゃない」とし、2連敗からの立て直しを誓っている。