ブンデスリーガ第19節一日目は、昨季2冠王者のドルトムントが日本代表MFのニュルンベルクに3-0で完勝した。清武はトップ下で先発に復帰したが、奮闘及ばずウィージンガー新監督に公式戦初勝利を贈ることはできなかった。

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王者ドルトムントは、得点ランク10位以内につける(11点)、、(ともに7点)の3人がそろって先発、守護神、ディフェンスラインの要、そして第2節(2012年9月1日)での対決で、1点を追う40分、ドルトムントに同点弾をもたらしたなど、ベストメンバーが顔をそろえた。

対するニュルンベルクは、前節ベンチスタートとなった清武が再び先発入りし、MF、FWが怪我から復帰。前節ハンブルク戦で鼻骨骨折を負った主将のGKシェーファーは、手術を受けたものの火曜から練習に参加し、この日も先発入りを果たした。

前半最初のチャンスはドルトムント。まずは3分、FKからのクロスにケールがヘディングシュート、しかしボールはゴール右へと外れる。5分、13分にもドルトムントは好機を迎えるが、いずれもシュートは枠外へ。しかし試合の流れは完全にドルトムントペースになる。

ニュルンベルクが見せ場をつくったのは15分。中盤右サイドからフォイルナーがクロスを上げると、ペクハートが5mからヘディングシュートを放つ。これはGKバイデンフェラーに弾かれるが、こぼれた球をフォイルナーが再びシュートに持っていく。しかし再度バイデンフェラーの好セーブで防がれ、得点はできなかった。

先制弾は17分。ニュルンベルクのゲープハートがペナルティエリア内でファウルを冒し、PKをブワシュチコフスキが落ち着いてゴール右隅へと決める。その4分後には、右サイドゴールライン際からゲッツェが芸術的な低い弾道のクロスを出し、タイミング良く合わせたブワシュチコフスキが2点目を決める。

何とか一矢報いたいニュルンベルクだが、反撃の糸口をつかめないまま防戦一方となる。30分、清武はペナルティエリア手前でパスを受けると、相手選手2人をドリブルでかわしながらシュートを放つが、DFに当たる。相手ゴール前にボールを運ぶこともままならず、そのまま後半を迎える。

ハーフタイム後も展開は変わらず、試合後にクロップ監督が「自分たちのボール支配率が80%くらいのように感じた」と話したように、ドルトムントが完全に試合を支配。88分にはレバンドフスキが今季12点目となるダメ押し弾を決めると、3-0で圧勝した。ドルトムントは76分に今月から古巣復帰となったシャヒンを投入、ブンデスリーガ再デビューを完勝で祝うこととなった。

ニュルンベルクのウィージンガー監督の公式戦初勝利は、またもやお預けとなった。


2得点のブワシュチコフスキ(ドルトムント):
「もう1点とれるチャンスがあるかと思ったけど。でも勝ち点3をとったのは一番大事だ。次はレーバークーゼン戦だし、それに向かって集中するだけ」