第18節の1月20日は、日本代表MFが所属するニュルンベルクが本拠地でハンブルガーSVと対戦し、1-1で引き分けた。清武は今季初めてのベンチスタートで76分から左攻撃的MFで出場した。

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ミヒャエル・ウィージンガー監督は就任後初となる公式戦でFWトマシュ・ペクハート、MFアルモグ・コーエンを先発に入れたほか、清武を第7節以来先発から外れていたスロバキア人MFロベルト・マクに代えるなどの戦術変更を行った。ハンブルガーSVは、第13節での出場を最後に故障で離脱していたMFラファエル・ファンデアファートが先発メンバーに戻った。

前半は両チームで攻撃のミスが目立ち、45分間で放たれたシュートも5本にとどまるなど、決定機に乏しい展開となった。唯一の決定的と言えるチャンスは44分、右サイドの空いたスペースに走り込み、スルーパスを受けたMFマクが演出。GKと1対1の好機に持ち込んだが、シュートをゴール左に外した。マクは2分にもDFラインを完全に破り、深い位置からクロスを入れたほか、ヒールパスで敵DFの裏をかくプレーをするなど存在感を存分に示した。対するハンブルガーSVは、MFファンデアファートが中盤を前後左右に自在に動き回り、どの位置からでもDF裏を狙ったパスを供給することで、ニュルンベルク守備陣にとって脅威となった。

前半同様の展開で始まった後半、最初のチャンスは57分、右からのクロスにファーサイドでフリーになっていたFWルドネフスが合わせたが、ゴール上に外した。66分には、ニュルンベルクにとって冷やりとする場面が訪れる。マイナス方向に走りながらセンタリングに対応したDFピノラが、ヘディングによるクリアを右ポスト外側に当てた。時間の経過と共に試合の流れは徐々にハンブルガーSVに傾いていく。ニュルンベルク陣地を深くまでえぐる回数が増え、70分にはMFアオゴの左サイドからのクロスに、FWアルチョムス・ルドネフスが頭から飛び込み、今季7点目のゴールでチームに待望の先制点をもたらした。その5分後、ニュルンベルクも反撃に転じ、FWトマシュ・ペクハートがボレーで試合を振り出しに戻したが、ハンブルガーSVの攻勢は変わらず。78、90、ロスタイム1分と決定的なチャンスを作られ、1-1のまま凌ぐのがやっとだった。76分に入った清武はボールタッチ数が3回と少なく、効果的なプレーはできなかった。

試合後のインタビューで清武は「(先発から外れたことは)何が理由かは分からない。外れたので、もう一度新しい気持ちで頑張りたい」と悔しい心境を語った。記者会見で清武の先発落ちに関する質問を受けたウィージンガー監督は「練習中の印象がよくなかった」とコメントした。