3-1でフランクフルトを下す

日本代表MFの所属するバイヤー・レーバークーゼンは、本拠地でMFのアイントラハト・フランクフルトを3-1で下した。ベンチスタートだった細貝は後半ロスタイムから途中出場し、乾は前半戦全17試合と同様に4-2-3-1のフォーメーションの左MFで先発し、83分に退いた。

この試合のデータへ

注目された2位と4位の対決は、レーバークーゼンが順位の差よりもはるかに大きな実力差を見せつけ、勝ち点3をものにした。立ち上がりは双方活発に行き来し、その後フランクフルトも攻めの意識を積極的に見せ、いずれも枠を外れたが9分にはがシュート、11分には乾がミドルシュートを試みた。だが16分、フランクフルトのサポーターブロックから発炎筒、爆竹、火炎瓶などがピッチに投げ込まれ、シュターク主審は試合を中断し、選手を全員ロッカーに避難させるという事態に。試合はおよそ7分後再開した。この中断は「(立ち上がり)あまり良くなかったからよかったかも」と細貝が試合後に話したように、レーバークーゼンには好都合だったようだ。

31分、レーバークーゼンは右CKのこぼれ球を中央にフリーでいた左SBのが押し込み、先制。そのわずか1分後には左FWからの長い縦パスにFWと右FWの2人が抜け出し、カストロの横パスを受けたキースリングが今季13点目となるゴールを決めた。後半に入り58分、速攻からシュアレが右の難しい角度から3点目のゴールと試合を決めた。フランクフルトは一度落胆したかのようにみえ、レーバークーゼンのコンパクトな守備に対して反撃を試みたが、78分にMFが自身の今季12得点目となる1ゴールを返すのがせいぜいだった。

83分に3人目の交代で退いた乾は「(自分は)全然ダメでした。(スコアは)妥当な結果。レーバークーゼン、強いです」と脱帽だった。フランクフルトのフェー監督も「(レーバークーゼンは)偶然で2位にいるチームじゃない」と、実力差を認めた。

左SB定位置のカドレツは負傷から復帰しつつあるが、今回は感冒でメンバーを外れた。合宿中からポーランド代表DFベーニシュとカドレツの代役を争っていた細貝は、「(ベーニシュは)左サイドバックが本職の選手だから」と、今回は譲った形となった。だが終了間際に退いたカストロに代わり、数分間のために投入され、カストロの位置である右ウィングに入った。「練習でも一度もやったことのない位置」と驚いたことを明かしながらも「(わずかな時間の投入だが)監督からのメッセージと思う」と前向きに受け止めていた。