ブンデスリーガ後半戦は18日、日本代表DFのシャルケと同DFのハノーファーの一戦で開幕し、シャルケが5-4で激しい打ち合いを制した。内田は前半戦終盤に負ったけがの影響が懸念されたが、無事にフル出場を果たした。レギュラーのチェルンドロが負傷中のため先発出場が期待された酒井は、ベンチ入りしたものの出場機会はなかった。

シャルケは前半、立て続けに好機を演出。3分にCKから、4分、6分にもシュートチャンスを迎えるが、ゴールラインを割ることができない。しかし試合はシャルケ攻勢のまま進んでいく。一方のハノーファーは19分、相手のパスミスからゴール前で初のチャンスを迎えるが、シャヘドのクロスはGKヒルデブラントがキャッチ。36分、シュラウドラフが右サイド中盤から抜け出すとドリブルで上がり、ゴールライン際からシュートを放つがこれはGKの正面にいってしまう。

序盤、なかなかチャンスをものにできなかったシャルケだが、44分に待望の先制ゴールが生まれる。左サイドからフクスがロングスローを入れると、ハノーファーDFがこれをヘッドで逆サイドへクリア。そこへ走りこんできたファルファンが右足で左隅へ蹴りこんだ。1-0でリードし前半を折り返したシャルケは、49分にドラクスラーがホルトビーからのクロスを、GKと1対1の場面から落ち着いて決め2-0とする。

しかしハノーファーもここから反撃開始。55分、内田が頭でクリアしたボールがピントの元へ。ピントが放ったシュートはシャルケDFに当たり、ボールの方向が変わりゴールへ吸い込まれる。さらに59分にはフスティが同点ゴール。流れがハノーファーに傾いたかと思われた64分、シャルケがヘーガーのゴールで再び勝ち越す。さらに67分にはマリカがドリブルでの独走からゴール右隅に追加点を決め、再び4-2とリードを広げる。直後の68分、ハノーファーはフスティがこの日2ゴール目を決めて1点を返した。

試合が決まったのは88分。カウンターからボールを持って駆け上がったファルファンがGKと1対1に、ここから落ち着いて左サイドへクロスを出す。走りこんできたホルトビーがこれを決めて5-3。ハノーファーはここから驚異の粘りを見せ、直後の90分にはジュフのオーバーヘッド弾で1点差に迫るが、追撃及ばず。シャルケが5-4で接戦をものにした。

監督交代後のリーグ戦での初試合を勝利で飾ったシャルケの内田は、「なんであんなに簡単に点が入るのかと思ったけど、まあ勝ったからいいんじゃないですか。みんなホッとしてる雰囲気があったし、いつもより笑顔が多かった」と振り返った。シャルケは第11節ブレーメン戦以来、8試合ぶりに勝ち点3を獲得。上昇へ向けて幸先のよいスタートを切った。