細貝が所属するレーバークーゼンのFWキースリング(左から2人目)はここまで12得点で、得点ランキングトップ
細貝が所属するレーバークーゼンのFWキースリング(左から2人目)はここまで12得点で、得点ランキングトップ

2試合で日本人対決の可能性あり

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19日に行われる6試合の見どころ

うち2試合では日本人対決が予想される。

19日(土)15時30分開始

レーバークーゼン対アイントラハト・フランクフルト
日本代表MFと同MFの日本人対決となるこの試合。第14節以降2位を堅持し、好調のまま前半戦を終えたレーバークーゼンだが、昨年8月25日(土)の今季開幕戦では敵地でフランクフルトに敗れ、苦いシーズンのスタートを切ったため、後半開幕戦でのリベンジを狙っているだろう。ポルトガル合宿最後の強化試合でも左SBで先発した細貝は、この試合に最初から出場すれば今季10戦目の先発起用となる。日本人選手で唯一前半戦全17試合に出場した乾も、出場が濃厚。前半戦で12得点を決め、得点ランキングトップを走るレーバークーゼンのFWにも注目が集まる。

ホッフェンハイム対メンヘングラートバッハ
日本代表MF宇佐美貴史が所属するホッフェンハイムは、本拠地でリーグ8位のメンヘングラートバッハと対戦する。6連敗で前半戦を終え、昨年12月18日にはクアツ新監督を迎えたホッフェンハイムは降格圏から遠ざかるためにも後半開幕戦で勝利がほしいところ。宇佐美は冬季合宿中に行われた強化試合でゴールも決めており、この試合でも活躍が期待される。

ウォルフスブルク対シュトゥットガルト
ウォルフスブルクには日本代表MF長谷部誠が、シュトゥットガルトには同FW岡崎慎司、同DF酒井高徳が所属している。今季第1節に両チームが対戦した際には日本人選手は3人とも出場しなかった。酒井が出場停止中のため、今回も残念ながら3人そろい踏みとはならないが、長谷部と岡崎の出場は濃厚だ。長谷部のウォルフスブルクはヘッキング新監督の下、リーグ戦初勝利を目指す。対するシュトゥットガルトでは岡崎が強化試合で3得点を決め、後半戦に向けて順調な滑り出しを見せている。現在得点ランキング3位につけているFWイビシェビッチは、累積警告のために出場停止が決まっているが、ウォルフスブルクは代役でFWでの先発が予想される好調の岡崎を警戒している。

マインツ対フライブルク
現在6位のマインツと5位のフライブルクの直接対決。マインツはここまで8勝7敗2分、フライブルクは7勝5敗5分だが、両チームとも勝ち点26で並んでいる。マインツ相手に過去4試合勝ち星のないフライブルクがどう挑むのか。シュトライヒ監督の手腕が注目される。

バイエルン・ミュンヘン対フュルト
首位を独走するバイエルン・ミュンヘンの後半開幕戦の相手は、最下位のグロイター・フュルト。強豪優勢との見方が大半だが、バイエルンの選手らはあくまでも対戦相手を軽視せず、真剣勝負で臨むと強調している。昨年11月に右大腿部肉離れを負って戦線離脱していたオランダ代表MFロッベンも、ドーハ(カタール)で行われた強化試合では実戦に復帰。前十字靱帯断裂のDFバートシュトゥーバーを除けば、負傷者なく後半戦を迎えることとなる。

19日(土)18時30分開始

ブレーメン対ドルトムント
今季のブレーメンは調子の浮き沈みが激しい。第15節のホッフェンハイム戦で4-1と大勝したかと思えば、その直後の第16節フランクフルト戦では1-4と大敗。順位表でも現在12位に沈んでいる。対する昨季王者のドルトムントは3位で前半戦を終えており、首位のバイエルン・ミュンヘンには勝ち点12の差をつけられている。だが、11日にはトルコ代表MFシャヒンを期限付きで獲得。後半戦からの巻き返しを狙うのは昨季と同じ。再び逆転優勝を果たすためには、何としてもここでブレーメンを下して勢いを付けたいところ。