1月13日、シュタットベアケ・デュッセルドルフ・ウィンターカップ2013がデュッセルドルフで開催され、フォートゥナ・デュッセルドルフ、ボルシア・ドルトムント、マインツ05、スタンダール・リエージュの4チームが参加している。同大会はトーナメント形式で行われ、各試合時間は45分。

1回戦第1試合 フォートゥナ・デュッセルドルフ 対 ボルシア・ドルトムント


大前元紀が所属するデュッセルドルフはリーグ2連覇の強豪ドルトムントと対戦し、0-1で敗れた。大前はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。試合はドルトムントが終始コントロールした。14分、15分と立て続けにチャンスを作ると、22分に右サイドからのMFゲッツェのスルーパスに合わせて、MFロイスが飛び出し、GKギーファーの股を抜く強烈なシュートをゴールに突き刺した。デュッセルドルフは27分にFWクルーズがスピードでDFを振り切り、シュートに持ち込んだが、GKバイデンフェラーの好セーブに阻まれて得点できなかった。


1回戦第2試合 マインツ05 対 スタンダール・リエージュ


2回戦ではマインツがベルギーの強豪リエージュを2-0で下した。内容では両者譲らなかったが、勝機を引き寄せたのはマインツ。16分に強烈なミドルでゴールに襲い掛かると、そこから得たコーナーキックをDFノベスキが頭で決めて先制(17分)。41分にはMFミュラーがPKを勝ち取り、それをMFイバンシッツが確実に決め、試合を決定付けた。


3位決定戦 フォートゥナ・デュッセルドルフ 対 スタンダール・リエージュ



3位決定戦では1回戦で敗戦した大前元紀のデュッセルドルフとリエージュが対戦し、2-2の同点で45分終了。PK戦を制したリエージュが勝利した。大前は4-4-2の右サイドハーフでフル出場したが、得点には絡まなかった。

デュッセルドルフは1分にFWイルセ、5分にMFクルーズがそれぞれ得点し、幸先のいいスタートを切った。しかし、それ以降チャンスを作れなくなり、リエージュに流れが傾き始める。20分に大前が自陣ペナルティエリア内でファウルを犯し、PKをMFアイダビッチに決められ、35分にはFWシルバに右からのクロスを頭であわせ、同点になった。

PKを与えて失点に絡んでしまった大前にとっては苦いホームデビューとなった。攻撃面ではゴール前でのプレーは無かったが、狭いスペースでボールを受けてもボールを失わず、軽やかにボールをコントロールし、味方につなぐという高い技術が光った。

ノーベアト・マイヤー監督は、大前のパフォーマンスに関して「いいサッカー選手であることはわかった。戦略に慣れるまではもう少し時間がかかるだろう。今日あえてPKを蹴らせたのは、チームに貢献するという感覚を味わって欲しかったから。試合中は何度かいい場面があった。満足できる内容」と、試合後の記者会見で述べた。


決勝戦 ボルシア・ドルトムント 対 マインツ05



1回戦を勝ち抜いたドルトムントとマインツによって行われた決勝は45分で勝敗が決まらず、PK戦にもつれ込んだ末、ドルトムントが制した。マインツはFWパーカーの得点で先制したが、ドルトムントで途中出場のFWシーバーに同点弾を許し、逃げ切りに失敗。1月11日の電撃移籍でドルトムントに復帰したMFシャヒンは、この決勝でプレーし、会場の注目を集めた。