前半戦の日本人選手を振り返る(5)

ブンデスリーガ3シーズン目を迎えた岡崎は「今シーズン(前半戦)は、タイミングの悪いけがが多かった」と前半戦を振り返った。シーズン前のキャンプ中に肉離れを負い、シーズンが始まると昨年9月のホッフェンハイム戦で左足親指を骨折し、11月22日の欧州リーグでも右ひざを痛め、その直後の第16節シャルケ戦を欠場している。

今季のブンデスリーガ開幕前8月18日のDFBカップ1回戦では、6部リーグのファルケンゼー相手にゴールを決めたが、本人も自覚する通りけがが続く不運もあり、リーグ戦今季初ゴールは12月に行われた第15節のフュルト戦まで持ち越された。今季は10試合に出場し、うち先発は半分の5回。11月22日、ヨーロッパリーグでのステアウア・ブカレスト(ルーマニア)戦では、シュトゥットガルト移籍後初の1試合2ゴールを決めているが、ブンデスリーガではいい形でボールをもらうもシュートが外れるなど、ゴール前での決定力に今季は悩んでいる。

攻撃的選手としては非常に低いパスミスの割合(16%)を記録しており、プレーの質の高さを証明。90分の平均走行距離11・920kmは、日本人選手の中ではトップだ。「ゴール前での良さを出すには、もっとうまくやれるところがあったんじゃないかなと思う。それでも、自分の中でも今の最大の課題は『最後のクオリティ』という感じがする」と前半戦の結果には満足していない。シュートの精度を磨いて後半戦に臨み、日本代表ストライカーとしての意地を見せたい。



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