前半戦の日本人選手を振り返る(3)

Jリーグセレッソ大阪から今季ニュルンベルクに加入した清武は、風邪の影響で欠場した1試合を除く16試合に先発出場した。合計プレー時間1308分は、MF乾(アイントラハト・フランクフルト)の1325分に次ぐ日本人2位。146回のセットプレーでキッカーを務め、うち7回がゴールに結びついている。90分あたりの平均走行距離は11・234km。チームの合計得点17のうち約半分の8ゴールに関わっており、これはチーム内でトップ。清武のセットプレーからチームがゴールした回数は7回で、これはリーグでもトップの数字であり、メディアからも「清武の危険なセットプレー」「魔術師のようなキック」などと表現されている。3ゴール5アシストという前半戦の結果は、その技術を裏付けるに充分である。

リーグ開幕から第4節までに1ゴール4アシストを記録したが、その後はやや失速気味の時期もあり、前半戦後半では不調のために途中交代という試合も。最終節のブレーメン戦後には「風邪もあって体調がよくなかった」と話したが、得点のキーマンである清武がシーズン最後までコンスタントなプレーができるかどうかが、14位からチームが浮上するきっかけになる。



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