前半戦の日本人選手を振り返る(1)

ブンデスリーガ6シーズン目を迎えた長谷部は今季序盤、ベンチ外が続くという移籍以来初の苦しい状態が続いた。しかし第9節のデュッセルドルフ戦から指揮を執ったケストナー暫定監督のもと、前半最終戦の第17節まで9試合連続先発出場を果たした。出場時間は9試合で延べ745分、1ゴール1アシストを記録している。前半終了時点でブンデスリーガ出場試合数は計120となり、これは現在ドイツでプレーする日本人選手の中ではもちろん断トツの1位だ。

昨シーズンは1試合の途中からとはいえGKまで務めた長谷部。これまで様々なポジションを経験しているが、今季は第15節のハンブルガー戦で本職のボランチでプレーする機会もあった。からそのポジションを奪うほどのアピールには至らなかったが、後半戦ではより安定したパフォーマンスを見せ、さらに結果を出すことが出来れば可能性はある。ケストナー暫定監督のあとを引き継いだヘッキング新監督との相性も問われるが、序盤の苦しい状況を乗り越えた精神力や忍耐力は人一倍評価されている。チームではベテランの域に入ってきたものの、まだまだ進化が期待される日本代表キャプテンに注目だ。



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