ヘッキング新監督が抱負を語った

日本代表MF長谷部誠の所属するウォルフスブルクは12月28日、ディーター・ヘッキング新監督(48)の就任会見を本拠地スタジアムで行った。

「上位とは既に差がついている。まずはチームに安定感をもたらしたい。そのためには後半戦でいいスタートを切ることが重要。1部残留は100%達成する自信がある。それ以上の結果を得ることができるかは、まだわからない。後半戦ではDFBカップ優勝を達成できれば素晴らしい」と語ったヘッキング氏の契約期間は2016年まで。同氏は日本代表MF清武弘嗣のニュルンベルクの指揮を執っていたが、シーズン途中の12月22日にウォルフスブルクに移籍することが発表された。

ヘッキング氏は2009年のリーグ優勝以来、ウォルフスブルクでは6人目の監督として、1月19日のシュツットガルト戦でベンチに座ることになる。ローレンツギュンター・ケストナー暫定監督に代わり、入れ替え戦に回る16位との距離を拡大するのが当面の目標。チームはDFBカップで準々決勝進出を決めているが、リーグでの現状は15位で、16位との勝ち点差は7だ。

自身、今季途中にブレーメンから移籍したスポーツディレクターのクラウス・アロフス氏は「ディーター(・ヘッキング新監督)はあらゆる観点でウォルフスブルクにぴったりの人材。できるだけ早く順位を上げて、上昇機運をつかみたい。(ヘッキング監督の)契約期間の長さは両者の信頼関係の深さを象徴するもの。継続的に結果を出せるクラブ作りがしたい」と意気込んだ。

ヘッキング氏のニュルンベルク時代の同僚であるブレムザー・コーチもウォルフスブルクに移籍したほか、マガト前監督の時期からのスタッフであるオランダ人のヨンカー・コーチは留任し、いずれも1月3日からのトルコ合宿に向かう。ヘッキング新監督は会見で、冬の選手移籍については今後アロフス氏と協議して決めると話した。